椎倉千歳

握手会の…練習?

椎倉百花

そうよ、ちーちゃん
前に握手会でエアガン乱射して大騒ぎになったでしょ

椎倉百花

だから今日はプロデューサーにお願いして、握手会の練習をしようと思って

椎倉千歳

だってみんな私のこと見るから…

椎倉百花

アイドルなんだから当たり前でしょ

椎倉万季

いつも近くにいるプロデューサーさんなら、ちゃんと握手できるかしら

椎倉千歳

うん…多分、大丈夫だと思う

椎倉百花

と言いながら、エアガン握りしめてるし…

椎倉百花

まーちゃん、ちーちゃんからエアガンとベースをとりあげて

椎倉万季

練習だから、少しだけ我慢してね

椎倉千歳

ああっ、それがないと私…

椎倉百花

さあ、プロデューサー
ちーちゃんに少しずつ近づくのよ

椎倉万季

まずは10メートル
このくらいなら大丈夫そうね

椎倉百花

9メートル…8メートル…7メートル…

椎倉千歳

落ち着かなきゃ…落ち着かなきゃ…

椎倉万季

5メートル…4メートル…3メートル…

椎倉千歳

あううっ、だ、だめえ
ち、近づかないでーーーーっ!!

椎倉万季

え! ちーちゃん
突然ベースケースを開いて何を!?

椎倉百花

中からサブマシンガンが出てきた!?

椎倉千歳

い、いやああああっ!

パパパパパパッ!

椎倉百花

撤退! プロデューサー! 撤退よーっ!

椎倉万季

まさかあんなところにもエアガンを隠してたなんて

椎倉百花

これは当分、直りそうもないなあ…

椎倉百花

ちーちゃん、塩対応というか弾幕対応だけど

椎倉百花

一部のマニア層には、こういうのもありなのかも

椎倉千歳

しゅん…ごめんなさい…

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