勝手に飲むわけにはいかないので、
アリスは自分の財布を取り出し、
代金を支払って薬ロトを飲むことにした。
勝手に飲むわけにはいかないので、
アリスは自分の財布を取り出し、
代金を支払って薬ロトを飲むことにした。
あれ? アリスさん、
まだ出発してなかったんですか?
その時、店の奥からサユリが現れた。
するとアリスは手を止め、
視線をサユリの方へ向ける。
うん、これから出発するところ。
でもその前に薬ロトを1本、
飲もうと思ってたんだ。
もちろん、代金は払うよ。
あはは、そうだったんですか。
でも1本くらいなら
タダで飲んでいいですよ。
私が許可します。
いいの?
キララさんやシャムさんには
内緒ですよ?
ありがと、サユリ!
こうしてアリスはタダで
薬ロトを飲むことができたのだった。
エネルギーを補給して、元気いっぱい!
これなら配達と販売も元気にこなせそうだ。
じゃ、いってきまーす!
いってらっしゃーい!
アリスは自転車で出発をした。