どうせ誰も見ていないし、
1本くらい飲んでもバレないだろう。
そう判断したアリスは
こっそり薬ロトを飲むことにした。
どうせ誰も見ていないし、
1本くらい飲んでもバレないだろう。
そう判断したアリスは
こっそり薬ロトを飲むことにした。
あれ? アリスさん、
まだ出発してなかったんですか?
うわわっ!
その時、店の奥からサユリが現れた。
突然の出来事に
アリスは心臓が止まりそうになった。
目を丸くしつつ、
慌てて薬ロトを隠して薄笑いを浮かべる。
どうしたんですか?
そんなに驚いて?
べ、別になんでもないよっ!
あははははっ!
あっ、もしかしてコッソリ
薬ロトを飲もうとしてましたね?
あ……うん……。ごめん。
しょうがないなぁ。
1本くらいなら
タダで飲んでいいですよ。
私が許可します。
いいの?
キララさんやシャムさんには
内緒ですよ?
ありがと、サユリ!
こうしてアリスはタダで
薬ロトを飲むことができたのだった。
エネルギーを補給して、元気いっぱい!
これなら配達と販売も元気にこなせそうだ。
じゃ、いってきまーす!
いってらっしゃーい!
アリスは自転車で出発をした。