見かねたアリスは
おばあさんを助けてあげることにした。

自転車を停め、歩み寄っていく。
 
 

アリス

どうしたんですか?
歩道橋を渡りたいんですか?

おばあさん

えぇ、まぁ……。

アリス

お助けしますよ。
私がカートをお持ちします。

おばあさん

でも……。

アリス

遠慮なさらずに。

おばあさん

ありがとうね。
それじゃ、お願いしようかしらね。

 
こうしてアリスはおばあさんの手伝いをした。

そして歩道橋を無事に渡りきると、
アリスはおばあさんから
お茶をご馳走したいと自宅に招待された。


もちろんアリスは仕事があると断ったのだが、
ひとりで寂しいという
おばあさんの言葉を聞いて無下にできず、
アリスはお茶に付き合う決断をする。

ただ、そのせいでアリスは
薬ロトの配達ができなくなってしまった。



もちろんサユリには怒られ、
平謝りするしかなかった。
申し訳ない気持ちもいっぱいだ。

それでもおばあさんの喜んだ顔を思い出すと
アリスの心の中は温かくなるのだった。


~BAD END~
 
 

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