七瀬深春

おかえ…じゃなくて、いらっしゃいませ、プロデューサーさん!

七瀬深春

今日は私のバイトの時間の都合で、家まで来てもらっちゃってほんとにすみません…

七瀬深春

…っていうかやっぱり… びっくりしてますか? 私の自宅、せまくてみんなにびっくりされるんです…

七瀬深春

元々、屋根裏だった部屋を改造して、なんとか住めるようにしてもらったので、天井とかも 低くて…

七瀬深春

…あっ、でも、精一杯おもてなしさせていただきますね! 今日は葉っぱで紅茶いれます!

七瀬深春

…はい、プロデューサーさん、紅茶どうぞ♪ …あっ、立ち上がると頭ぶつけますから、注意してくださいね

七瀬深春

…引っ越さないのか、ですか?
…ううーん、正直、私のアイドルのギャラとメイド喫茶のお給料だけではつらくて…

七瀬深春

実家への仕送りもありますし …あと最初に声をかけてもらったアイドル事務所が詐欺事務所で…

七瀬深春

私が所属してすぐにつぶれちゃったのに、なぜか私が違約金をローンで支払い続けてたりして…

七瀬深春

…あっ、プロデューサーさん、泣かないでくださ~いっ!

七瀬深春

私は今の事務所が詐欺事務所じゃなくて、プロデューサーさんがセクハラおじさんじゃなくて

七瀬深春

アイドルとメイドを続けていけるなら、それでじゅーぶん! 幸せですから~♪

3|epi.3 突撃!隣のティータイム

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