春名一斗

バラエティ番組で卓球勝負…か…

岬アレクシス

どうしたんだ一斗。
君にしてはずいぶんと自信がなさそうだが …ははん、卓球が苦手とか?

岬アレクシス

けど、不安になる必要はないさ。僕達が負けるなんてありえないんだから

春名一斗

…どうしてそんなことが言える…?

岬アレクシス

いいかい?
いくら君が動けなくとも、僕の運動神経をもってすれば、一個も玉をこぼすことはないし、ミスすることもない

岬アレクシス

なんなら本番は全部僕に任せてくれよ。どんなに相手が強かろうと弱かろうと、一点も取らせてやらないからな!

春名一斗

…それは頼もしいことだが、アレクシス
試合をする前にそんなに熱を上げていたら、周りが見えなくなるぞ…

春名一斗

君はひどく勘違いをしているようだが、今回の試合は個人戦じゃない、チーム戦だ… ひとりでやろうとしたら、絶対に負けるぞ…

岬アレクシス

まさか君に説教される時が来るとは… わかった。俺と一斗のふたりで試合に勝つ…これでいいだろ?

春名一斗

わかってくれればそれでいいんだ。
…さて、一分たりともムダにはできない。早速、練習に取りかかるぞ

4|epi.4 ひとりじゃなくふたりで

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