昔々、本当に遠い昔。
後世から俗に神話と呼ばれているような過去。
その頃、世界は戦争ばかりしていました。
神様しかいなかった当時の世界は、それぞれの主義主張を繰り返すうちに収拾がつかなくなり、軈て戦争へと発展していきました。
今で言う『ラグナロク』の始まりは、現代と大きな違いはないのです。
世界の終焉とも呼ばれるこの大戦争では、文明が後退し、神々が死に絶えるほど甚大な被害を出したと言われています。
僅かばかりの生命達は長い長い時をかけて、漸く再生し今の世界があるのです。
そして今の世界にはラグナロクの名残である使われていたお宝……ではなく兵器があります。
それが『ラグナ・マテリア』と言われる超兵器の数々。
現代の文明ではもう二度と作れないと称される高度な技術で作られている、らしいです。
解析がまだ進んでいないので言い切れませんが。