朝のゴミ出しは嫁の仕事。

息子家族のゴミと姑シスターズのゴミと

毎回2袋捨てる。

おはようございまーす!
ゴミ捨てに行ってきますよーっ!

玄関にゴミ袋があったが

その奥に、小さいごみ袋が置いてあった。

あちらの小さいゴミ袋はなんですか?
一緒に捨ててきますよ。

おばさん(姑の妹)

あ、あれは気にしないでっ!
生ゴミだから重いのよ。

今日は生ゴミも捨てられますよ。
一緒に持っていきますよ。

おばさん(姑の妹)

だめだめ!あれは重いから!
全部あなたに頼むと
疲れて倒れちゃうわ。

・・・・・

おばさん(姑の妹)

私も朝は足が痛いから運べないけど
後でなんとかして私が運ぶから
いいわよ。無理しないで。

いいですよ、大丈夫ですよ。
それくらい。

おばさん(姑の妹)

いいの、いいの。
私が運ぶから!

いいですよ、大丈夫ですよ。

おばさん(姑の妹)

いいの、いいの。

・・・・・

ゴミの日には、必ずこの儀式がある。

「はい、そうですか」と

嫁が引き下がろうものなら

後で何言われるかわからないので

強引に生ゴミも持って行く。
 
 
 
本当にそう思っているなら

目のつくとこに置いとかないでほしいわ!

(…と、までは言えない嫁) 
 
 
 
 
そして、またある時は…

買い物に行ってきますが
何か買ってくるものありますか?

同居嫁たるもの、出かける時は

ひと声かけるのもマナーのひとつ。
 
しかし…

ダメよ、絶対ダメ。
そんなものファッジさんに
頼めないわ。

おばさん(姑の妹)

やっぱりダメよね。
あきらめて、我慢するわ。

・・・・?

おばさん(姑の妹)

キャベツとジュースがほしいけど
重くて大変だから、
買ってこなくていいわよ。
私たちが我慢するから。

いいですよ、大丈夫ですよ。
それくらい。

おばさん(姑の妹)

いいの、いいの。
我慢するから!

いいですよ、大丈夫ですよ。

おばさん(姑の妹)

いいの、いいの。

・・・・・

買い物にでかける前にも、

必ずこの儀式がある。

「じゃあ、いいですか」と

引き下がろうものなら

後で何言われるかわからないので

強引にでも買ってくる。
 
 
 
本当に悪いと思っているなら

嫁の聞こえない所でやってくれ!

(…と、までは言えない嫁) 
 
 

嫁の仕事が少しでも減るようにとの

配慮のようだが、

最終的な決断は、嫁にゆだねる。

 
 
嫁に何か頼むのに

『私が「いい、いい」って言ったのに

嫁が「大丈夫だ、大丈夫だ」って

ゆずらないから…』

というポジションが必要のようだ。

姑の高圧的な態度も困るが

「遠慮の寸劇」に毎回付き合うのも面倒臭い。

 
 
 


嫁と姑が、本当の親子のようになるのは

難しそうだが、自分も年をとったら

同じことを言うようになるかもしれない。

「そんなことがあったな」って

経験値を積んでおくのは悪いことじゃない。
 
 
 
 
 
と、自分に言い聞かせながら

重いキャベツとジュースを買って帰る。
 


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