無事にはらすさんの衣装も決まり、早速私の着替えとヘアメイクに取り掛かることに。

はらすさんは着替えるだけなので、それまで少しの間休憩です。



それではヘアメイクに移りますね!




前開きのシャツを着ていましたが、中にキャミソールを着ていた私。
後で着替えの際にヘアメイクが崩れないように、まずキャミソールを脱いでもう一度シャツを着てからヘアメイク用の個室に移動しました。




きっちりメイクしてもらうのは、短大の卒業式以来だったので、とっても緊張しました。

どんな髪型が良いか、「あまりがっちりしすぎず、ふわっとした感じ」というざっくりとした希望だけを伝えて後はお任せです。

メイクも普段はあまりはっきりとしたお化粧はしないことを伝えると、柔らかい雰囲気のメイクにしてくれました。


プロとは本当に凄くて、髪をセットしながらメイクをし…と一人で同時進行していく技にずっと見惚れてしまいました。











ヘアメイクが終わると、次はドレスに着替えます。
プランナーさんとヘアメイクさんの2人で着替えを手伝ってくれます。


なんか………

姫みたい……




まさに、姫。


女の子の憧れに胸が高まります。





そして、私の身支度は整いました。

慣れないヒールの高い靴を履き、プランナーさんに手を引かれよちよち歩きで更衣室から出ると、そこには既に着替えを終えたはらすさんが居ました。




おお……すてきじゃない…!



見慣れないタキシード姿のはらすさんにときめきつつ、はらすさんが私を見て嬉しそうに頷いてくれたのが嬉しかったです。

ええやんか





いまいち褒め言葉が物足りないというか、ロマンがないというか。


それもはらすさんらしいです。



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