あつみ(作者)

パニック障害で一番辛かった思い出は、就職先での冷たい目線でした。思い出しながら描くだけでも手が震えます。

この会社に就職した際は、事前に
「私はパニック障害という病気を治療中である」
「発作が起きても、薬で対処できる」
「薬が効くまで数分かかることがある」
「普段は仕事も普通にこなせる」
・・・など、詳しく伝えていました。

しかし、実際に発作が頻繁に起きるようになってから
会社の社員の人々の態度は急変していったのです。

私は、病人は、この社会では受け入れられないのだ
ああ…そうだ、会社というのは、仕事というのは
それぞれが、それぞれの仕事があり
他人を気遣う余裕なんてない。その通りだ

この時、ようやく私は気付いたのです。
「ここに私の居場所はないのだ」と

あつみ(作者)

…まぁ、合う合わないの話です。
たまたま就職した先が、よくなかっただけ。今は「運が悪かった」とだけ思っています。

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