さあ、楽にしてください

目を閉じて…

とてもいいかおしてる

ねぇ？
しあわせ？

わたしたちずっとしあわせでいようね…

もちろん

ぜったいきみを不幸なんかにしない


絶対幸せでいよう

ずっと大切にするから

うん


やくそくだよ…

さぁ、わたしが手を叩くと

目が覚めます…

３，２，１．。

めざめましたね

おつかれさまでした。

どうでした？

ここちよかったでしょう？

少しは研究のお役に立てると良いのですが…

とてもきもちよかったです。

あれは現在の精神状態を投影するのでしょうか？

鬱の人にああいった心地よい夢を見させてあげると少しは症状が改善されるかと思うのですが…

それは一回精神学者の方とお話させていただいたのですが。


間違いなようです


とても幸せな夢の世界と現実のギャップで目覚めた後に反動で症状が悪化するケースがあるんです。


そこでいま私たちが研究しているのは

夢の中で治療を行う
そんな研究をしています。

鬱の患者さんにとりあえず幸せな世界にいてもらって

気分をまずよくしてもらう。


それからその憂鬱の原因

それを解決できる仮想現実にとんでもらう


そこの世界で少しずつ
その原因を解決してもらう

少しずつで良いのです


夢の中の時間と
現実の時間はかなり剥離しています


もし夢の中で一ヶ月すごしても
殆どの人は一晩

それくらいの時間になるでしょうね

夢を覗き見るモニターがあっても

時間軸が全然違うので私たちにはほとんど
認識できないでしょう。

なので私たち催眠術師は
当人が解決に至る手助けとなるようなワードを刷り込む
それしかできないんです。

ただそれでも多くの人は改善に向かうようです


脳波や顔相認識

そこで憂鬱から解脱したかどうかを慎重に判断して

それから覚醒してもらうんです

へぇ。。。


面白い話ですね！


是非とも私がそうなったらおねがいしますよ

私たちとしてもその分野の研究は重要なんです


年間多くの人がその病気によって命を落としたり

人の命を奪ったり

そんな悲しい出来事が日常的に起こってます

少しでも私たちの研究とあわせて

解決していけないかと
尽力します

今日はありがとうございました

いいえ
私たちとしてもいいデータがとれましたので

少しでもお役に立てれば


またわたしどもがお役に立てるようなことがありましたらいつでもおっしゃってください。