一目惚れ……
別に一目惚れって一度だけじゃないと思うんです。
何度でも何度でも
気がつくとその人に一目惚れが重なって、ということはよくあることだと思います。
既に惚れてる人に一目惚れして、更に惚れて……
その人の魅力をたくさん見つけてより好きになる。
やっぱり一目惚れっていいな、と思うわけです。
一目惚れ……
別に一目惚れって一度だけじゃないと思うんです。
何度でも何度でも
気がつくとその人に一目惚れが重なって、ということはよくあることだと思います。
既に惚れてる人に一目惚れして、更に惚れて……
その人の魅力をたくさん見つけてより好きになる。
やっぱり一目惚れっていいな、と思うわけです。
はぁ、今日も君は可愛いなあ……
この荒れた大地に潤いをもたらす癒しの笑顔
時に凛として、時に慈愛に満ちたその美しい微笑みの笑顔
なんて綺麗なんだ君は……なんども、なんども、一目惚れをしてしまうじゃないか……
えっと、ありがとう……
うーん
どうしたの?
何か悩みでもあるのかな? その思考に耽る表情もまた可憐で美しい……
そして君の思考で巡っているものが俺であったらどんなに幸せなことだろうか
いや、一応君のことを考えてるんだけどね
……本当? 俺のことを考えてくれてるだなんて……ありがとう、もちろん俺も常に君のことを……いや、君のことしか考えていないよ
それはうれしいよ、ありがとう……
じゃなくて!
じゃなくて?
あ、うん……いや、君はいつも私を可愛いって言ってくれるけど、そんなことないのにと思っててね
だって君くらいなものだもん、私を可愛いって言ってくれるのは
まぁ君のことを可愛いと言ってくれる輩や意見は色々と排除してるだけで、実際に可愛いっていう人はいるんだけどね……
だから、私なんかかわいくもなんともないよ?
でもありがとう、こんな私でも可愛いって言ってくれて……
そんなことないよ!
……え?
君はとても可愛いよ? 全てに癒しを与える素敵なその笑顔を常に独占したいと思ってるわけだし
その笑顔だけじゃない、滲み出てくる内面だったり君のその萌え萌えキュンな声だったり
何より首元に埋めてずっと嗅いでたいくらい全身とろけそうな程のすてきな匂いだったり
はい! ストップ! ストップ!!
はっ!?
ご、ごめん……君のことになるとつい暴走しがちで……
大丈夫だよ、そんなに思ってもらえてうれしいし
でもやっぱり、可愛いって……
だから、そんなことないよ?
だって、その……なんというか、ほら君って私に惚れてるから好意でよく見えちゃうのかなって
自分でいうのも恥ずかしいけど……
はい、カワイイいただきましたー
え?
いや、気にしないで
それより、惚れてるから可愛く見えるっていうのは半分正解半分間違いだよ
そうなの?
うん、まぁ確かに君に惚れてる状態だから、そこから更に一目惚れして惚れてしまうと、より可愛く見えることは見える。
でもこれはもともとの可愛さがあってこそで、元を辿れば君は最初からカワイイんだよ?
うーん、そうなの?
そうそう、君は惚れてるから可愛く見えちゃうだけって言うけど、一番最初に出会ったときはまだ惚れてない状態なわけで
その状態で君を見た瞬間に恋に落ちるくらいに可愛かったわけだよ
そうなると必然的に君は可愛いということになるんだよ?
な、なんか言いくるめられてる気がしなくもないけど……
要は君は可愛いってことだよ
うん……ありがとう
と、これだけ語りながらも一番言いたいのは……
嫁が可愛い!
ここに全てが集約してるわけですが。