ある日、香夜に電話がきた

香夜

お母さん、帰国するんですか...?じゃあ、寮に来て優翔くん達と会ってみてくださいよ!

優翔

ん?香夜のお母さんが来るって?

香夜

そうなんですよー!仕事で日本に来るから会いに行くって。

優翔

そうなんだ。


香夜の家族には会ったことがないからな...
あれ?俺にも電話?

優翔の父親

おう優翔!久しぶりだな。

優翔

父さん、急にどうしたんだ。

優翔の父親

そろそろ決めてくれるとありがたいんだが...嫁を

優翔

そんな簡単に決められるものじゃないのに。

優翔の父親

いや、母さんもうるさいし、早めに...グハッ!

優翔の母親

優翔、母さんはうるさくないですよ?


あ、父さん殺される...トラウマになりそうだから切るか

優翔

あ、はい。じゃあ、切るよ。

香夜

お父さんと電話ですかー?

優翔

ああ、母さんもいたけど、


あ、でも1人犠牲になった。

香夜

どんな内容だったんですか?

優翔

早く嫁を決めろって...あ。


候補の前でこんなこと言ったらダメじゃなかった?

香夜

そ、そうなんですか!?私は、た、楽しみです!!


な、何が楽しみなの?
少し戸惑ってしまったが、この日常がやはり楽しいのである。

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