青山

おはこんばんちは~

春日

先輩、こんにちは

内原

こんにちは。今日は春日さんも来たんだね

青山

台本を1本書き上げたらしくて、読んで欲しいそうですー

百合ヶ丘

そうなの?書くの早いね

春日

はい、漫研の皆さんのおかげです

住吉

そう?でも、ちゃんと書き上がったのは春日さんが頑張ったからなんだから、自信持ってね

春日

はい、ありがとうございます

青山

それじゃあ、先輩達に読んで貰おう?

春日

これなんですけど、よろしくお願いします

内原

手書きなんだ、頑張ったね。
それじゃあ読ませて貰いますか

春日

あの、どうでしたか?

市ヶ谷

僕個人の感想としては……話に起伏があって、面白く出来てると思う……

住吉

ちょっと大げさな表現はあったけど、劇にするならあれくらいの方が映えるかもね

百合ヶ丘

起承転結もしっかりしてるし、良いと思う

青山

内原先輩はどうでしたー?

内原

うん。私もみんなと大体同じ意見なんだけど、ちょっと気になったのは、暗転の回数が多いかなって

春日

暗転、ですか

内原

うん。場面転換が多いから暗転の回数多くなってるんだろうけど、暗転を入れるとそこでちょっと話の流れが切れちゃうのね?
だから、もう少し暗転以外の場面転換の方法を考えると、もっと良くなるんじゃないかな

青山

なるほどー、私が読んだとき、あんまり暗転って意識しなかったですね。
文字だけだとスルッと読めちゃうので

春日

そっかぁ、もうちょっと練り直した方が良いかな?

内原

場面転換に関しては、演劇部の先輩達の方が詳しいと思うから、そっちに相談しても良いかもね

春日

はい、ありがとうございます

市ヶ谷

そう……演劇部の人達に読んで貰うのに……台本を何部かコピーして、1度に読める人数を増やした方が良い……
演劇部は人数が多いから……回し読みだけで時間が掛かるかも知れない

春日

そういえばそうですね、今度コピーしてから持っていこう

百合ヶ丘

あと、修正を入れるのに原本を書きなおしたりするんだったら、書き直す前の状態がわかるように、自分用のコピーも取っておいた方が良いかも

住吉

そうね、どこがどう変わったのか、確認出来た方が良いでしょうし

春日

なるほど、参考になります

青山

よかったね、春日さん

春日

それじゃあ、そろそろ演劇部の方に行くので、これで失礼します

青山

またね~

春日

うん、またね

青山

そう言えば、先輩達が書くのをお手伝いした台本って、演劇部で公演したりしてたんですかー?

住吉

それは……

市ヶ谷

色々有って、公演にはこぎ着けられなかったね……

青山

そうなんですか?なんか残念ですね

百合ヶ丘

残念だけど、うん

内原

春日さんが書いた台本、無事だと良いんだけど

青山

……?

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