トオルと瞳、プラットフォーム…電車待ち。

[茜ッチ、大丈夫かなぁ?]

トオル

[うん。茜ッチ意外と強いから大丈夫]

[……あのね…茜ッチはトオルッチの事好きなんだよ…分かってるよね?]

トオル

[…うん…]

[茜ッチ、振るの?]

トオル

[…俺は愛してる人いるんだよ]

[…そかっ……あのさ…]

トオル

[ん?…]

[ひょっとしてトオルッチってゲイ?]

トオル

[うん…ゲイ]

[…やっぱり……]

トオル

[…茜には言わないで欲しい]

[うん。言わないし……言えないよ…]

トオル

[悪いね…茜が聞いたらちゃんと答えるし、そのつもりだから…]

[うん…でもこの関係は崩さないでね。あたしも茜ッチもトオルッチの事、大好きだから]

トオル

[お前らならゲイだとバレてもドン引きしない…差別しないとは思ってた]

[うん…今日はありがとう。茜ッチは任せて。今日は独りにさせるけど明日必ず元気出させる]

トオル

[悪いね…よろしく頼むよ]

[任せて!…ぢゃああたし帰るしね]


瞳、来た電車に乗り込む。

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