はじめにそれに気が付いたのは冬の日の夜中でした
友人たちとオールしていた時でした
頭を触ると尋常じゃない量の髪が抜けました
作品を読んでいただいてる方はお久しぶりです。いつもありがとうございます
初めての方ははじめまして
三四十(サシト)といいます
このエッセイ(仮)では私の今抱えている病気……といっていいのか分かりませんが、それについてお話したいともいます。
病気の名前は『ストレス性円形脱毛症』です
つたない部分はあるかと思いますがお付き合いください
はじめにそれに気が付いたのは冬の日の夜中でした
友人たちとオールしていた時でした
頭を触ると尋常じゃない量の髪が抜けました
なんかめっちゃ髪抜けるよ
ほら見て
まぁそんなこともあるやろ
嘘の様な話ですが、当時の会話そのままです
本人含め誰も脱毛症など考えていなかった(と思います)
少なくとも私はそんなこと思っていませんでした。
翌日の夜、家に帰りつき親にお遊び半分で話してみました。
そういえば、昨日めっちゃ髪抜けたんよ
そうなん?
そう言って母は私の頭を見るとあっ!と声をあげたのです
あんた!10円ハゲみたいなのできとるよ?
その時はひどく衝撃を受けました。
何が原因かもわからず、突然10円ハゲができていると言われたのです
合わせ鏡で見てみると頭のてっぺんから少し後ろのあたりの肌が綺麗に見えていたのです。
動揺しつつもとにかく風呂に入って落ち着こうと思いお風呂に入りました
そこでもまた事件がありました
湯をかぶるとお湯の勢いだけで髪が抜けるのです
どうしよう……
それ以外の感情が湧かずとにかくショックを受けっぱなしでした。
親と話し合い翌日の学校の前に皮膚科へ行くことになりました。