ーー???
ーー???
暗い。今日も、暗い・・・今日も・・・?本当に、前確認してから、一日が経過したのか・・・?わからない・・・。まあいい。もう、そんなの、おれには関係ない・・・。
ずいぶん悲観的じゃないか。監獄暮らしは楽しいか?
・・・・・・・・・
何だ無視か?何か言っておくれよ。
ついに幻聴まで聞こえるようになったのか・・・うるさい・・・黙れよ・・・
幻聴なんかじゃないさ。私は神だ。
神・・・?そうか。お前が神か。お前が・・・お前が・・・!
殺す・・・殺してやる・・・殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す・・・!!
おやおや、ずいぶん恨まれているようだ。何がお前をそんなに歪めた?
お前が神なら・・・どうして×××を殺した・・・どうして、あの二人を見捨てた!!どうして・・・どうして・・・
どうして・・・おれだけ、残していったんだ・・・どうして・・・どうして・・・
・・・・・・・・・・・
そうか。お前は「被害者」だったのか。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・願いはあるか?
・・・願い・・・?
そうだ、願いだ。私は何でも願いを叶えてやれるぞ。
・・・そんなの、一つに決まってる・・・
また、三人で過ごしたい・・・どこか静かな・・・森の中がいい・・・誰にも邪魔されないような、害されないような、誰も知らない場所で・・・
・・・そうか。なら、奏者を護れ。
奏者・・・?
そうだ。スコアホルダーのことくらい、お前も知っているだろう?
スコアホルダー・・・?ああ、あの趣味の悪いゲームの・・・
おや、言ってくれるな?
本当のことだろう・・・で、その奏者を護れば良いのか。
そうだ。
そうか・・・でも残念だ、おれはここから出られない・・・ずっと、この先も、死ぬまで・・・
言っているだろう?私は神だ。そんなこと造作もない・・・それに、今回の奏者を聞いたら、お前はそんなことを言っていられなくなる・・・
・・・どういうことだ
今回のゲームの奏者は、ーーーーだ。
っ・・・!?
・・・・・・奏者を護りきれなければ・・・そいつはどうなる・・・?
・・・番人が無能なら・・・奏者は屍へと還る。言ってる意味がわかるな?
・・・・・・どこに行けば、ーーーーに会える・・・。
クククク・・・そう急かすな・・・まだゲームは始まったばかりだ・・・。
さあ、闇深き場所より、光降る場所へ還るがいい・・・奏者の番人ーー「ソドモの悪魔」よ!!
ーーー気がつくと、もうそこにいた。体のあちこちに赤いモノがついている。あいつに会う前に綺麗にしておかなきゃ・・・あいつは優しいから、きっと悲しむもんな。
今度こそ、守り切ってみせる・・・待っててくれ・・・。