第2話「インフルエンザBに感染!?」

ママ

パパ・・・
サァーちゃん
インフルエンザBになっちゃった

え?!そうなんだ・・・・
それじゃGWはゆっくりしないとね

ママ

うん・・・・
サァーちゃんお出かけ
楽しみにしてたのに残念だな・・・

そうだね・・・・
だけどしかたないよ・・・・・

インフルエンザB君

あははははは

我は
インフルエンザB君だ~!
熱とか出しちゃうぞ~!!

妖精のファン

あ!
お前がサァーちゃんを
病気にさせた奴だな!!

インフルエンザB君

そうだよ!悪いか?

妖精のファン

悪い!!
極悪だ!!

インフルエンザB君

ふん!そんなの知るか!
我は自分の仕事をきっちり
やったまでだ!

時給680円!
労働時間1日20時間!
週休3時間30分!

どうだ?ブラックだろぅ!?
あはははははは

妖精のファン

・・・・・・
お前・・・・
そんな安月給で
こんな大仕事をやっているのか?

インフルエンザB君

そうだ!!
毎日栄養ドリンクを飲みながら
がんばっているのだ!

妖精のファン

・・・・・・・・

しかし何故そんなに沢山
働いているんだ?

インフルエンザB君

フフフフ・・・・

我は兄弟が115人いる・・・・
そして、その中で働けるのが
我1人しかいないのだ・・・・

妖精のファン

!!!

インフルエンザB君

しかも末っ子の友美が
結核を患っており
そのお薬代を
稼がないといけない

妖精のファン

わあああああああ!!!(号泣)

そうだったのかーーーーーーー!!

インフルエンザB君

?????
何故、お前は我の為に
そんなに泣くのだ?

妖精のファン

だって・・・だってよう・・・・

お前・・・・
兄弟の為にすごい
がんばってるじゃん!!

インフルエンザB君

?????
そんなに我はすごいか?

妖精のファン

すごいよ!!
リスペクトだよ!!

インフルエンザB君

そうか・・・・
我はがんばってて
すごいんだな・・・・

妖精のファン

あぁ!!マジですげーよ!!
俺なんか週1日、3時間パートで
ヒィヒィ言っている!

そうだ!
何か俺に出来ることはないか?

インフルエンザB君

フフフフ・・・・
そうだな・・・・・・

妖精さん

ちょっと待って!!
妖精のファンさん!!
あなたも感染しちゃうわよ!!

妖精のファン

え?!
妖精さん!?
それはどういう事?

妖精さん

こいつは兄弟の話で同情を買い
共感した人をどんどん感染させちゃう
悪い奴なのよ!!

妖精のファン

な・・・・なんだって?!

インフルエンザB君

くっそ~
ばれちゃ~しょうがない!

妖精のファン

この野郎!
俺の共感力を返せ!!

インフルエンザB君

嫌だよ~!!
ベロベロべ~!

妖精さん

妖精のファンさん!
こいつは私に任せて!!
妖精パワーで倒してやるわ!

インフルエンザB君

ふん!
倒せるもんなら倒してみろ!!

それじゃー!
やっちゃうわよー!

妖精さん

チチンプイプイチチンプイプイ
コノBBBヤロウ
アッチイケーーーー!

太った妖精さん

私も手助けするわ!

妖精さん

ありがとう!

妖精のファン

え?
あいついたの?

インフルエンザB!
出ていけーーーーーー!

太った妖精さん

にっくき
インフルエンザB
出ていけーーー!

アーンド
ヒップアタック!!

ブリブリ!

ブリブリ!

インフルエンザB君

うわーーーーー!!
やられた~

しかも
ヒップアタックから
変なものが出てきた~
オエーーーー!

次の日・・・・

ママ

あ~よかった・・・・
サァーちゃんの熱
下がってきた・・・・

本当?よかったね!

ママ

GW
後半から
お出かけ出来そうだね

そうだね!
サァーちゃん
喜ぶぞ~!

インフルエンザB君

あはははは

我はインフルエンザB君だ~!
熱とか出しちゃうぞ~!

第2話 インフルエンザBに感染!?

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