ハロー!!地球に住む諸君!
これは、大宇宙のどこかに存在する”マルトス”という惑星の物語!!
まぁ、私の住む星なんですがねw
ここからの、ナレーションは私が担当するのでよろしくな!
この星は、君たちの住む地球と同じく水が流れ、木々が生い茂り、様々な動物が生活しており、そして人類が一番高い知能を持って君臨している・・。
違う点を挙げるとするならば・・人類と対等に生存競争をする凶暴な動物、”魔物”が存在すること。
”星導回路”と呼ばれる発明があるのだけれど・・まぁ、”魔法”と言えば通じるのかな?
そだな、君たちの思い描く夢と魔法が存在するファンタジーの世界と思ってもらおうw(丸投げ
フフフ、では堅苦しい話はここまでにして物語の本題に入るとしましょうかぁ!
話読んでるうちに世界観なんて見えてくるしね、ここで、この惑星がどのぐらいの規模があって、エネルギーの主導力となってる物質があれでこれでって、話してもね・・講義か!!・・ってなるしw
ぶっちゃけメンドイ!(本音
・・というわけで次いくよー
その”マルトス”の北西部!厳密には北緯45°の西経95°付近を中心に存在する大陸、地球でいったらアメリカ合衆国の辺りだぁ(適当
そこにあるのが今回物語の舞台になる・・。
「レイジアーク」と呼ばれる、別名”幻想の神丘”と呼ばれる数百の神々が羽を休めにやってくる神秘の土地なんだよ。
この地において、神とは人ならぬ者であり・・人々のたどり着けぬ領域に在る者と定義されているのだ。
一時は、唯のたちの悪い”魔物”なのではと、人々と神々が争う時代というのもあったみたいだけど今は落ち着いているみたいだ。
そんな神々にも悪い奴も存在してだな、中でも”病の魔王”と呼ばれる”フルベッサー・クオイラー”は生まれながらに、これから数万年先駆けて体験するであろう病気を司る、全痴全膿の神と言われている。
そんな、恐ろしい魔王に勇敢に立ち向かおうとする者が現れたとこから会話が始まるぞ!
ふっ、愚か者め・・我が今ひどい風邪をこじらせているところ思い通りという目論見だったのだろうが・・。
お前が病むのかよ”病の魔王”・・。
いや正直、魔王たる貴様の体調などしてる場合では無かったのだが・・?
先日から魔王討伐に向けて立て込んでいたからな。
魔王に勇敢に立ち向かう彼はマッキンリー、この物語の主人公だ。
元々は貧乏なボウケンシャーだ・・。
あ、そう・・修行でもしていたのか?
我と戦う前に手洗いとうがいは済ませたのか、消毒はおk?
風邪こじらせてる奴に言われてもなぁ・・。
まぁいい、行くぞ!!
と、言い切り一気に魔王に距離を詰めるマッキンリー!!
しかしぃ!?
ほああああああああぁぁ!!!!
む?
病みの魔王が念じると、辺りから数億もの病原体が渦巻き、マッキンリーを襲い始めた!!
馬鹿めッ!!防ぎきれぬぞ!この世で体感できるすべての苦痛に抱かれながら、永遠の病みの思考に閉ざされたのち死ぬがよい!!
ふっ、効かんな!!
突如、マッキンリーが発光し、その柔かい光にあたりは包まれ”病の魔王”の攻撃は無きモノとなった!!
なぜだ!!なぜ効かん!!
今開発されている治癒の女神製の万能薬でさえ、我のすべての病原体は防げないはず!!
気づかないのか魔王、奴の装備を見てみろ!
マッキンリーの影から出てきた、小さな妖精のような生き物も神の一角なのだが、少しどんな神かは伏せておこう・・。
なっ!?
それは先代の勇者が着用していた、鎧ではないか!!
ということは、その子供が勇者の血族とでも!?
それは、寿命を全うし、この世を去った勇者が装備していたとされるモノだった。
”勇者”それはレイジアークでは人間が神々への下剋上への執念という「ブランド」
人々は悪しき神々が存在した場合、勇者を英雄として奉りたて、神を討つのだ・・。
(これは、さすがに悪しき神々は被害者なのでは・・という意見が有ったが、神の間では暗黙の領域と化してる始末・・。
ふっ、ちがうな・・。
俺たちは勇者の遺品たる、強固な鎧と最強と云われる剣を手に入れるために・・。
・・先日、勇者の墓を荒らした!
※良い子もじゃなくても真似してはいけません。
最悪だよお前ら!
ふふふははは、最悪で当然!!
我は”悪知恵の神”アクティレベティー、生物の司る悪心の象徴なりーーーー!!
邪神ですな・・。
そして俺はその”悪知恵の神”から病の魔王を倒すことで願いを叶えてもらう契約をした。
唯の冒険者、”マッキンリー”!
邪心ですね・・。
魔王討伐が勇あるものの英雄への闘争に扱われないならば分かりやすい、計画犯と実行犯の構図ですね・・これww
まぁ、計画犯は現地にきてるが・・。
救いようもねぇ、屑共だったーーー!
これには魔王も呆れる邪悪っぷりである・・。
続く