はっはっ・・・・・はぁ。

ここは公園、色々な人がここで待ち合わせをしている。
なんで彼女がいない俺がここにいるかって?

はは 笑わせるなよー

憂ー!待ったぁ?

察していただきたい。といっても無理だろう。
実は。

昨日・・・・

俺は遥架さんに呼ばれた。
何かの相談らしい。告白!?ふふw
・・・・はぁ・・・・

実は憂と二人っきりなんて恥ずかしいの・・・

・・・・・・・・・・・はい

だからついてきてほしいの・・・

おや? 柊の様子がおかしいぞ?
デデーン 柊がヒロインのヒロインになったよ!

・・・・・・・・・・
うれしくねぇ・・・

なんで俺なのでしょう・・・

柊君は私たちのデートの邪魔にならなそうから。

うん・・・・大体知ってた。

多分、遥架さんは今の発言になんの悪気はないと思うけども、俺らの世界で訳すと、
「お前がいても、いなくても同じ展開になるから、そこで指しゃぶって見てろ。」になる。
違うか?違うか。違うな・・・・

いいですよ

柊は優しいのでその件を承諾した・・・。

ありがとうございます。

・・・・・・・・・・・

3分くらい待っていると、ようやく、主人公が到着したようだ。本来の待ち合わせ時間は午前11時、憂が来たのは、10時50分・・・・
最近、主人公スキルが上がっている・・・!

すまんな。 待ったか?

全然。

俺と遊びに行く感覚で言ってるけども・・・。
俺は所詮、マックでいうあれだから、おぼんについてる広告の紙だから。紙はゴミ箱に処理してくださいね☆

憂ー!

午前10時55分
全員がそろった。 

おー! 
遥架! おはよう

今日もとびっきりのスマイルですね。
マックで働いてこいよ。

どこ行くの?

俺 映画館行きたいなって思ってるんだ。
よかったら映画館はどう?

なん・・・・・・・・だと?

あひゃ! いきなり映画館とかハードだな。

映画館! 行こ!

まじかよ・・・・・・

というわけで、映画館についたわけだけど、
中に入ると、休日だというのに、人は普通の休日にしては少ない。
そのため、暑苦しくないから、ちょうどいい。

俺らが見るのは、夏だからホラーもの。
イベントが来そうだな。

私、怖いの嫌いなの・・・・

ごめんな!
でもこれしかチケットなくてさ!
やっぱりやめる?

実をいうと、俺もホラーが苦手だ。
必ず、リア充登場するやんけ。あれ、何ホラー目指してんのかね・・・。

行く・・・行くに決まっているでしょ?

お、おう

ここからはモブ視点(柊)からご覧ください

いやー、でも俺もあんまし見たことないからな。

大丈夫だよね?

なんとかなるだろ!

映画のストーリーはこんな感じだ。

主人公の友達(女)がある廃墟から連絡がつかなくなり、主人公が、廃墟に友達を探しにいくという感じだ。 そこで、幽霊に襲われる。

うぅ・・・・・・・

遥架は憂を離さない。

大丈夫か?

片目 返せぇ・・・・・

いきなり幽霊がでてくるシーン

きゃっ!?

遥架は憂に体をすべて密着させる。
これは狙いなのか?

ちょ! 

てめららあああ
しねええええええええええええええええ

面白かったな・・・・はは・・・

・・・・・・

気まずい雰囲気だ・・・・・

駄目だ

憂?私・・・・

どうしたんだ?

体を優に密着させてから、頭がくらくらしてぇ・・

アホか。ここではやめろ。

大丈夫か!?
一旦 家まで運ぶか!?

お前もアホか。
      そこでも、やめろ。

というアイコンタクトも通じず、結局、憂の家まで運んだ。

ありがとう。

いえいえ

ここにいたらやばそうなので、そのまま帰る事にした・・・・・
俺が帰った後、何が起きていたかは、想像にお任せしよう。

絶対、もうあいつらと遊ばない。

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