私のメガネは
  異世界に通じていました!

鈴音ちゃん

私のメガネは
異世界に通じていました!

みーくん

は?

みーくん

唐突にどうした……?
(勉強のしすぎでおかしくなったか?)

鈴音ちゃん

信じて、ないんですね

みーくん

鈴音ちゃん

みーくん

今ならまだ間にあう、
一緒に病院へ行こうか(ニコッ

鈴音ちゃん

病院キライです!
あと精神が壊れたとか
そういうものじゃないんです!

みーくん

じゃあ何だって言うんだよ

鈴音ちゃん

とりあえず話を聞いてください

鈴音ちゃん

今、私達は放課後、
教室で二人で過ごしていますよね?

みーくん

まあ、そうだな

鈴音ちゃん

今日は私達、日直当番でした

鈴音ちゃん

私が日誌を書く担当で、みーくんは教室の整備を担当してましたよね

鈴音ちゃん

みーくんが肉体労働をしている間に、
私は日誌を書いていました

みーくん

ああ、うん。そうだね

鈴音ちゃん

不覚にも、メガネをかけたまま居眠りしてしまったんですけど、ここからが重要なんです

鈴音ちゃん

なんと起きたら、みーくんが……!!

みーくん

俺が?どうした?

鈴音ちゃん

メガネをかけていないんです!

みーくん

メガネをかけた姿→

みーくん

ちょっ、ちょっと待て!

鈴音ちゃん

おかしくないですか!?
私のメガネは異世界へ通じていました!

みーくん

だからって、
なんで異世界へ通じていたって
言えるんだよ!?

鈴音ちゃん

貴方の姿はみーくんです。
顔も似ていますし姿もみーくんそのままです

鈴音ちゃん

だけど、貴方はみーくんじゃない。
私は一瞬で悟りました

みーくん

悟るなよ……そして否定するな!
メガネがなくても俺だから!!

鈴音ちゃん

いいえ、みーくん!
貴方は私の知ってる、
みーくんではありません!


 どこの誰が言ったのかは分からない。
 「メガネは本体」そう、誰かが言ったんだ。

 メガネ属性の子は

 「メガネがないと視界がよく見えない」
 「メガネをかけると知的」
 「もう体の一部みたいなものです♪」

 と言えるのだから。

 そして「メガネ」は重要な萌えポイントでもある!

みーくん

って、説明を導入されても
「それがどうした?」てなるんだけど!?

鈴音ちゃん

………

みーくん

おーい、どうした?
(いきなり黙りこんだぞ)

鈴音ちゃん

おはようございます♪

みーくん

寝ぼけていただけかよ!?

鈴音ちゃん

わわっ!
大きな声を出さないでください。
耳がキーンとします(汗


 どうやら鈴音は寝ぼけていたようだ。

 とりあえず鈴音が言った、
 「私のメガネは異世界に通じていました!」
 は本当ではないことが分かった。
 
 ちなみにみーくんが
 「メガネをかけていない」という真相だが、
 彼はただ単に目が痛くなり、外して収めていただけだった。

みーくん

とりあえず、日誌書くの終わらせたら
あとでジュース1本おごれよ(迷惑料

鈴音ちゃん

ひゃっ、ひゃいっ
ご迷惑をおかけしました(汗

鈴音ちゃん

あ、みーくん

みーくん

今度は何だ
(メガネをかけた←)

鈴音ちゃん

メガネをかけた姿の方が、
私は大好きです!!

みーくん

唐突に言うな、唐突に!!///


【私のメガネは異世界に通じていました! End】

私のメガネは異世界に通じていました!

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