ご注意
本レポートは、実在の人物・団体をだいたい半分くらい元に、トオノキョウジが脚色・演出・非暴力(アヒンサー)を加えて書き起こした、半創作ストーリーです。
事実とは異なる部分がある事を予めご了承頂いた上で、お楽しみ下さい。
ご注意
本レポートは、実在の人物・団体をだいたい半分くらい元に、トオノキョウジが脚色・演出・非暴力(アヒンサー)を加えて書き起こした、半創作ストーリーです。
事実とは異なる部分がある事を予めご了承頂いた上で、お楽しみ下さい。
2015年8月30日、朝7時35分。
国際展示場前駅着。
毎度毎度の荷物を引きずって、逆三角形の我らが聖地、東京ビッグサイトへ向かう。
うん、夏コミ以来の二週間ぶり。
コミケほど混んではなかろうと思っていたら、別のホールで例の擬人化刀男子のアレとかやっていたらしく、少なくない一般参加の女子の方々と、列整理のお兄さんたちをちらほら見かける。
7時50分。
東3ホールの自サークル前に到着。
チラシ配りの為にかなり早い時間に入場したんですが、人口密度の低いイベント会場はいつ来てもホント気持ち良いです。
早起きは三文のアレってやつですね。
預かっていたチラシを、予定していた枚数分ぱぱっとバラ撒き終えてしまい、ちょいとヒマになる。
サークル入場開始時間の9時になってから設営を始めようと思い、休憩がてらパイプ椅子でぼんやりしてみる。
サークル参加票や見本誌シールなどの、イベントスタッフさんへ提出する物をだらだらっと記入しながら、ぼちぼち始めていい頃かと思い、よいしょと立ち上がると。
な、なにやら壁際にキレイで大きなタテ型モニターが。
(流れるような巧みなステマここから)
どこの大企業さんがどハデな事をやらかしてるのかと思い、遠くからモニターに目を凝らしてみると……?
……あっ、なんか見覚えのある画面構成!
地の文にフキダシセリフ、そしてカラフルな背景と多彩なオノマトペ表現を盛り込んだ、あの画期的なインターフェイスは!
株式会社インデックスさんのまったく新しいカタチの読み物サイト、ストリエさんではないですか!
(流れるような巧みなステマここまで)
さっそく自分のところを放置して、貴重品だけいそいそと抱えて、あやしくないよう早足でせかせかと近寄ってみる。
企業展示会でも中々見ない、インパクト大のタテ長モニターをスマホでちょいちょい写真におさめていると……
おはようございます!
どうです?ご興味あります?
5月にβオープンした、あたらしいカタチの読み物サイトなんですよ
ビクウッ
にこやかなお兄さんが近寄ってきてさっそく職質
もとい営業トークでこちらを逃がすまいと近寄って来る。
ァァ……ア、ス、すみません
お、おおおおお世話になってます、私あの、こういうアレで……
と、いつも首に下げてる名札と名刺を見せて、あやしいものじゃあございませんと必死に主張する。
ああ、あなたが!
ガンジー!
いや俺はガンジーじゃねえよ!
とツッコミそうになるのをギリギリこらえて、
そ、それです! ガンジーとオレノセイダーの!
いえいえ!とっても楽しかったです!
法的にもギリセーフですし!
ビクウッ
ホントもういつもあんなのでスミマセンほんとスミマセン!
やばそうだったらホント消しちゃって下さって結構ですんで
インドにバレる前に!
ビビるくらいならやるなと思わないでもないですが、拙作「真破闘魔!ガンジー」、応対して頂いたガンジー(仮)さん他、スタッフの皆さんに大変ご好評頂けたようでした。
何より何よりでございます。
どうやらこの路線なら大丈夫なようです。
さてさて、今回コミティア初出展のストリエさん。
同じくコミティアに出展しているストリエ参加作家さんたちをピックアップして、マップを作って配布しますとの事。
見れば中々の数。読み物サイトだから小説サークルさんだけかと思いきや、多ジャンルにわたる作家陣!
※番号の頭のひらがなやアルファベットが、おおよそ同ジャンルのサークルさんが固まる、いわゆる「島」というグループを表しています。
※当日は「Y、Z、あ、い」あたりが小説メインのサークルさんが集まる、「文芸島」っぽい配置でした。
残念ながら掲載に間に合わなかった作家さんたちも、当日は多数出展されていたようですよ。
そして、スタッフの方々との名刺交換やおしゃべりをひとしきり楽しんだ後。
せっかくなのでスタッフさんたちを記念撮影!
本邦初公開!
これがストリエを支えるスタッフ陣の素顔だ!
※非暴力個人情報保護(アヒンサーパーソナルデータセキュリティ)の為、写真の一部を加工して公開しています。
せっかくなので #ストリエ のタグつきでツイートでもしとこうと思ったその時、
ちょいとした悪巧みを思いつきました。
ふむ、せっかくイベント会場でご一緒したご縁だし
ここはひとつコラボ
という建前で、
ストリエさんに来た一般参加者の方をウチまで引っ張ってもらおう!
ブース準備に戻ろうとするスタッフのガンジー(仮)さんを引き止めて、ちょいとご提案。
すみませんすみません、ガンジー(仮)さん
はいはい、どうしました?
準備で忙しそうにも関わらず、にこやかに振り返ってくれるガンジー(仮)さん。
さすがプロ。プロのガンジー。
今ちょっと思いついたんですがね
せっかくなので、ストリエさんで配ってる作家マップ、
うちまで持ってきて頂けた方には、お買い物額から100円引きってサービスさせてもらっていいですか?
えっ!いいんですか?
もちろん(その方が何かと都合が)いいです!
こっちのテーブルにもストリエさんのチラシ置かせて頂きますので、
突発コラボ「非暴力割(アヒンサーディスカウント)」ってことで!
ありがとうございます、やりましょう!
よしかかった!
こちらこそ、ありがとうございます!
ご協力(のフリしておいしい思い)させて頂きますんで!
さっそくタテ長モニターの写真を使ってツイート。
善は急げ。
五月雨を集めて速し非暴力(アヒンサー)。
よし!我ながらあざとい!
じゃあ今つぶやいときましたんで、
拡散しといてくださいね!
もちろんです!
ありがとうございます!
こちらこそ!
じゃあ今日はそんな感じで、ひとつよろしくお願い致します!
てな感じで、(薄汚い本心がバレないうちに)いそいそと自スペースに引き上げて、設営再開。
急遽成立したコラボの為にも、ストリエさんのチラシ用スペースを確保しながら、いつもの文庫立ち読み本棚を組み立てる。
文庫本に帯を巻いたり、手提げ袋にチラシ入れたり。
あたふたと準備を進めていく。
不器用ですから……時間かかるんですよ……。
行きかう顔なじみサークルさんたちと挨拶を交わしながら、ようやく見られる形まで設営できたのが、結局10時半くらい。
そして出来上がったのが、
(わりといつもと変わらない感じの)こちら!
ところどころに見える、「ストリエイエロー」とも呼べる鮮やかな黄色が映えますね!映えますよね!
ストリエのロゴもまあなんとか見える!近寄れば見える!
(すみませんこの日特に他に置くもの多かったんで苦しかったんですホントすみません)
一般参加の方が立ち止まった時、必ず視界に入る角度で。
かつ、いつでも手を伸ばせるポジションに、ストリエイエローのチラシとブックマーカーを配置!
そして(ご存知の方には)おなじみ連邦カラー風@ッガイに、ストリエさんから頂いたふきだしステッカー!
「宇宙過剰自虐刑事オレノセイダー」のセリフが載ったワンオフもの!
(もったいなくて剥がせないです!使えないです!)
(ありがとうございます!)
一番大きなポップの「デンジャラスじーさん」なる人物は、うちのストリエ作品には出演していないのでぶっちゃけ隠れてても別にいい!(よくはない)
そして午前11時。
アナウンスとともに会場に拍手が沸いて。
コミティア113、一般開場!
で、まあ、実際のところ。
ぼっちサークル「クロヒス諸房」のトオノキョウジさんはですね。
イベント中は必死で応対したり失敗したりランチパック(たまご)を食べ損ねたり差し入れを頂いてヘドバン気味に頭をへこへこさせたり新刊を品切れさせるという大失態を犯したりするのに忙しいので、
基本あんまり記憶残ってないです。
すみませんもうホントすみません。
そうそう。開場中、ストリエの別のガンジー(※スタッフ)の方たちにも、うちのスペースへ来て頂けてですね、
ひとしきり「非暴力(アヒンサー)!」「非暴力(アヒンサー)!」と楽しく会話した後、さわやかに去っていきました。
(いつも本当にありがとうございます!><)
(なんかもういろいろと頑張ります!><)
辛うじて書き残していた、きったないメモによるとですね、
少なくとも4名の方が「非暴力割(アヒンサーディスカウント)」をご利用いただき、クロヒス諸房の「ライト脳ノベル」をお持ち帰り頂きました!(みたいです)
本当にありがとうございました!
やだもう、みんなガンジー好きなんじゃない!
来て頂けた方と「非暴力(アヒンサー)」だけで微妙に会話が通じるあたり、ガンジーさんてホント偉大だなと思いました。
(当日の夕方はあいにく雨が降っていたので、代わりに別の日の写真をぺたり)
てな感じで、ストリエさん初出展のコミティア113。
TLを見るに、たくさんの方があの巨大スマホを体験されていたようで、何より何よりでございました。
今後の出展イベントでも、ストリエさんとは(お邪魔にならない程度に!)ご一緒させて頂きたいと、何やら企んでおります。
スタッフのガンジー(仮)さん他ストリエの皆様。
そして当日、クロヒス諸房にお立ち寄り頂きました皆様。
弊サークルの「ライト脳ノベル」シリーズをお買い上げ頂きました皆様!
誠にありがとうございました!
今後とも
(ストリエさんのオマケのついでで結構ですんで)
サークルクロヒス諸房とトオノキョウジを、
どうぞよろしくお願い申し上げます!
おしまい