教師「ほぉー、なら何故、おまえらの年齢から名前が名乗れるようになったのか。また何故、今まで名前が名乗れなかったのか？その経緯を説明出来るか？」

教師「おぉ！してみろ！」

教師「そうだ。いわゆる〇〇〇ネームってやつだな。」

教師「そうだ。そして世の中には、そういった子供が犯罪に手を染めたり、成人を迎えても仕事をしない現象が激増した。」

教師「事態を重く見た大人たちは話し合いをした。そう。それはとても長い時間をかけて…その結果として、ある法律が出来た。」

教師「まぁ、ざっくり言えばそんな所だ。」

教師「そう。まぁ、だいたいそんな所だな。」

教師「その通りだ。なぜ中学二年生からかの具体的な理由は、そこまでで詳しくは公表されていない。」

教師「まぁ、詳しくはおまえらが大人になれば分かるかもしれないな！」

教師「よし。法についての説明はそんな所だろ！」

教師「いやいや、ここからが本題だぞ！」

教師「いいか。何故おまえらだけが呼び出し受け、この教室に残っているのか？その意味は分かるか。」

教師「はぁー…それはなー」

本当は分かっていた。
多分みんなも…
でも、昔から言われ続けてきて
だから答えるの面倒だったんだ。

教師「おまえら3人が明日から名乗れる記念すべき自分の名前を決めてないからだよ！」

あー
やっぱりね。