第4話『ぐうぜん?』

ーー放課後。

里美

なつ代、一緒に帰ろ

なつ代の大の親友、里美が下駄箱の所でなつ代に声をかけた。

なつ代

うん、ちょっと待って、く、靴がはけない・・・

ははは、と笑いながら校庭に出ていくと、
桜が満開になっている所に目が行った。

青い空を背景に、太陽を目指して咲いている桜はとても眩しかった。

里美

先生ー!!

里美が後ろを向いていきなり叫んで、手をふった。

 その先には、きゆ先生が二階の窓からこちらを見ていた。

先生
なつ代

もしかして、きゆ先生もこの桜の木を眺めていたのかな?

なつ代

となつ代は思ったらなぜだか、うれしくって笑えてきた。

なつ代

はははー

里美

えー何笑ってるの、なつ代ー!

なつ代

と里美が言っても、笑いがとまらないなつ代だった。

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