――ユベイル城城門前。

ガンツ

そりゃ
当たんねーだろ。

兵士

それはそーですけど
ガンツ様のは
俺達のより酷いでしょ。

ガンツ

何!?
俺の新技
『超ド級グレート切り』に
ケチつけんのか?

兵士

まず名前がダサいっす。
それでやられたら
相手の兵士も
無念極まりないですよ。

ガンツ

そうか……
なら
『マウンテンスーパー切り』
とかならどうだ?

兵士

ガンツ様に
ネーミングセンスが
絶望的に欠けているのだけは
理解できましたよ。

城門前でくだらない話で

盛り上がるガンツと兵士。



明日朝の開戦を迎えながらも

リラックスしして

準備に勤しんでいた。

ギュダ

軍議に出ないで
何をしていたかと思えば
得意の馬鹿騒ぎか。

ギュダの口から放たれたのは、

軍議を欠席したガンツへの小言だった。

ガンツ

これはこれはギュダ殿、
昨日の軍議の欠席は失礼。
洗練された武技が
冴えに冴えまして、
押し止めることが難しく……

ギュダ

では明日、その武技を
存分に期待しているぞ。

ガンツ

上~等~。
俺の『連続スーパー切り』で
勝利間違いなしですよ。

兵士

…………

ギュダ

…………、
その名を聞くと
期待が薄ぐから黙っておけ。

ガンツのネーミングセンスは

ギュダを疲れさせるに充分だった。



性格の合い入れぬ二人だが、

明日の戦闘では

必要不可欠な戦力と

お互いが認識している。



今迄の戦いを通して、

少しづつだが

尊敬しあえる何かが

芽生えているかもしれない。

レジーナ

何だ?
仲の良い二人が何を
話しておる?

満面の笑みを携え

輪の中に入ってくるレジーナ。





通常時であれば、

姫という肩書きに負けぬ

華やかなものだが、

明日の戦闘を迎えての笑顔。



それはドレスで着飾り

護られているばかりの諸国の姫とは、

一線を画す隔たりがあると

言わざるを得ない。

ガンツ

レジーナ姫。
聞いて下さいよ。
新しい武技を閃いたんです。
その名も……

ギュダ

それはもういい。

レジーナ

『新マッハ切り』
とかか?

兵士

姫も同レベルですね。

兵士

しかも照れてるし。

ガンツ

俺もこんな感じなのか?

ギュダ

姫、
私と言えどそれは
フォロー出来かねます。

和気あいあいとした雰囲気。

誰もが気兼ねなく発言し

笑顔になれる。



この後、ガンツが

「新しい紅茶を用意させている」

と申し出て、レジーナと昼食を摂った。







明日に向けた戦準備も

レジーナ自らが率先し、

万全の仕上がりとなった。

そして決戦前夜――

レジーナは

多くの兵士の目の前で倒れた。

名もなき兵士の選択肢

決戦前夜。
誰に何を話し掛けますか?

1、レジーナ

2、ギュダ

3、ガンツ

4、スダルギア

5、ウル

6、同胞

7、城下市民

今回は大活躍等の判定はありませんが、

レジーナ達と名前付きで

絡めるチャンスとなります。





誰(選択肢番号)に

何(自由)を

話し掛けるか?





自由な要素は多いですが

採用時は少々の改変はご容赦下さい。



そして、採用選定基準は

最近流行のタイミングです。

選択肢の番号や

内容によるものではありません。





自由過ぎて困る方は

コメント欄に名前と数字を入れて頂ければ

採用時、作者が適当に創ります。






※今回アイテム使用はありません。



採用されるかどうかは不明ですが、

詳細を入れて頂いても結構です。



もちろん、感想・応援のコメントも

大歓迎です♪







選択期限は

2019/3/3(日)の24:00まで

とさせていただきます。



沢山のご参加、心待ちにしております。

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