ここで合流前の話し合いが行われた。ノーギスに連絡を入れてリランに話を通してもらうか、しかし既にノーギスとリランは別れたあと。そこでノーギスから現在集落は警戒が強まっているので、装備は解除しておくといいだろう、との助言を貰う。
この時誰もリランに直接連絡を取ろうとしなかったのは、深夜帯で判断能力が鈍っていたからだろうと思われる。寝よう定期。
では蒼月荘組。
ここで合流前の話し合いが行われた。ノーギスに連絡を入れてリランに話を通してもらうか、しかし既にノーギスとリランは別れたあと。そこでノーギスから現在集落は警戒が強まっているので、装備は解除しておくといいだろう、との助言を貰う。
この時誰もリランに直接連絡を取ろうとしなかったのは、深夜帯で判断能力が鈍っていたからだろうと思われる。寝よう定期。
「む、馬車が二台? 待て、まだ攻撃するな。警戒は怠るな」
集落には二つのパーティーが同時に到着した。片方が盗賊退治の依頼を受けたパーティーだろうとは思うものの、もう片方の馬車が何者なのかが分からない。そこでベルベベは警戒しつつも、二つのパーティーを見極めようとしていた。
対し二つのパーティーはもう片方が盗賊の馬車ではないかと疑う。最も、ヴェル&ラース組と蒼月荘組の馬車が同時に到着しただけなので、プレイヤーは事情を知っている。結構なにらみ合いが続く中、シーンは一度リラン視点へ移る。
今現在、リランは集落の者たちと一緒に今晩のおかずを狩りに出ていた。今晩族長に会わせてくれる約束までしてくれた。盗賊団そっちのけで仲良くなっていたのである。
「キシャァー!!」今晩のおかずであるスコルピオドラゴンに苦戦を強いられるリランと部族。部族のほとんどが負傷した。
これ食うのか…
「キシャー!」リランを追いかける…サソリっぽい奴の集団!!
というわけで、リランはサソリと戦闘だ!!
その間に他パーティーのシーンも行う! ※を三つおきまして・・・・・・
※
※
※
「……まあ、そんなわけで私たちは決して盗賊ではない!」
「そういうやつが怪しいんだよ!馬車に何をおいている!」
「これ、正直に言った方がいいッスかね?」
「……と、申し訳ない! 名乗るのを忘れていた、私はティキ=リンドルン!
出来ればそちらの名前も問いのたいがな……まあ、答えてくれそうにはないか。……正直、出たら出たで怪しまれる気がするんですよねぇ」ぼそり
「言ったら死にそうだぞこれ……」
「まあ馬車の中から武装集団が出てきたら怪しまれますね、確実に」
只の荷物だといって置けばいいだろ、ダメだったら、そのときはそのときだ」
「出るなら俺単独でいけるッスけど。武装もフードもしてないッスし」(何を言ってる
「盗賊に名乗る名はない!人に言ってはいけない身分なのか?!」
「……ああ、もう面倒くさい!」
とパーカー脱ぎ捨てて両手を上げて近付きますす。パーカー抜いたのは仕込み武器はないよって意味で。
「ふがふがふが」(もぞもぞしながら馬車からでてくる・・・簀巻きにされて猿轡かまされてるので言葉にならない)
「捨て石ではあるまいな」警戒しながら近づく
「私も行きます」フードを脱いで馬車から降ります 二人なら怪しまれないかも?
この時ヴェルはラースを簀巻きにし、蒼月荘組が武装した盗賊ではないかと疑っていた。ティキが一人馬車から降りなんとか事情を説明しようとするも信じて貰えずにいた。
尚これと同時、スコルピオドラゴンとリラン&ガラ族による集団戦が行われている。
それによりリランはサソリの毒を受け、瀕死状態に陥っていた。龍をも殺す毒を背後からの不意打ちで受けたリランは、そのまま倒れた。
「許可する。とりあえずお前ら私の馬車に手をつきそのまま待機しろ」
何故ここまでヴェルが強きなのかと言うと、今回の盗賊退治の依頼を正式に受理したのはヴェルだからである。対し蒼月荘組はその依頼を受けた訳ではない。それ故に、ヴェルに対し信じて貰えるように動くしかなかったのである。
「…奴等、怪しい。お前たち、警戒、怠るな」
この時、ベルベベも蒼月荘組の動きを見て怪しんでしまった。
「…………あのさぁ。そっちの言い分だけ通ると思わないでほしいんだけどなー……」
とか言いながら堂々とラースハルトさんを助けます
ラースはさっきのシーンの後にヴェルによって馬車の中で簀巻きにされて泡を吹いていた。難儀なことである。
「あーあー、大丈夫ですか?
ま、あれですよね。自分の言い分だけ通ると思っているような人が、生き抜けるわけはないし……。
そっちが怪しんでるんだ、こっちだって怪しんでも良いだろう? 何者だ?」
既にこの段階で部族の大半がヴェル側についている。ヴェルの馬車に乗り込み、ヴェルが簀巻きにした盗賊と思われるラースを助ける行動を取ったティキを見て、遂に動き出す。
「そこのハゲ。お前、クエスト受けた人間?違うか?」
「ふんッ!私はこの集落から盗賊退治を依頼されてきた!ヴェルンハルト = アルムスターだッ!」
「おお、なら、そいつら盗賊団? こいつら捕らえれば、盗まれたもの取り返せる? そのあと、殺す」
「待って!」
ここで待ったがかかる。
今までヴェルが何者なのか、それを蒼月荘側は把握できていなかった。もしかすると、彼が盗賊の可能性も考慮していたのである。
しかし彼が名乗りを上げたことで、その可能性は、盗賊が嘘を言っている可能性を除けば無くなった。
ならば自分たちの目的も話しても大丈夫だろう。そう判断し、PL的にもそろそろちゃんと合流したいので話をすりあわせることになった。
「えー、こちらティキ=リンドルン。まあ、しがない旅人です。ここに用が有ってきたのですが……
リラン=エーデルトと言う頭にバンダナをまいた人が来てませんでした?
まあ、一度死線を潜り抜けた友人のようなものです
……で、どうでしょうか? 居るならなるべく早く見つけたいですし、居ないなら適当にぶらつきたいんですが?」
「りらーん?」
ここで他のガラ族が登場し、リランの名を口にする。
「やっぱり来てるんスね!」(笑顔になって
「よかった」笑みを漏らします
「ん?リランってのはあなた方の同胞か?」
「と、あらま。すぐ見つけられましたか……リランさんお久しぶりですね。
……で、そこの人は大丈夫ですか? 盗賊扱いされた身分で良ければ、治療しますよ?」
「うっ、頼む」
因みに、ティキさんたちを襲ったのはラースの一件があったからですね(笑)
私のせいかっ!(笑)
ですねー……とりあえずヴェルさんは頑固頭とティキの頭にインプットされました(笑)
まあ、気づいたら馬車に乗せられてて 禿がいたら警戒するっしょ普通は・・・・
まあ確かに。さて、リランの名を口にした部族は傷だらけで、一人の女を背負っている。その女性は、体中に毒が回り、今にも死にそうな顔をしている……リランだ。
実はずっとリランはサソリと戦っていた。
集落で部族と仲良くなったリランは、彼らを守ろうとした結果、大きな傷を負ってしまう。龍すら殺す毒に侵され、それを治すには集落にいる族長マリア、リランが会おうとしている人物に頼む必要があった。最終的に目的は果たされそうなものの、既にリランは生と死の淵をさまよっていたのである。
リランと一緒にいた部族組が「お前ら何だ?」「敵!?」
「……あの、いえだから私はそこのリランさんの友人でして――」
「リランさんっ!?Ça va aller!?(大丈夫なんでしょうね!?)」(気にせずっていう
「……待て、そいつらは……私の、友人だ」
薄ら意識取り戻してから蒼月荘メンバーを見て自分を背負ってる村人に言う。
「リラン!」とベルベベが叫ぶと同時。
「騒がしいようですね」と女性の声。そこにいたのは、この集落の族長であり、リランの母親、だろうと推測される人物。マリアであった。