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旧アインスターク城
2階東側渡り廊下
* * *
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旧アインスターク城
2階東側渡り廊下
* * *
あー、良かった。
ソルフェージュ様達がすぐ見つかって。
ああ、ツイてたな。
城内を探索している時だったら
迷っていたかもしれないしな。
ホント。
こんな見晴らしのいい場所に
いてくれて助かったわ。
……む?
シーラさん達は
渡り廊下の先へと進みます。
ノルセスト
・
ビブリオテーク
しばらく進むと、
城の中央に位置するあたりに
大きな扉が現れました。
これか?
ああ。
この扉の向こうが
旧アインスターク城こと
ノルセスト古城が誇る
大図書館……。
ノルセスト・ビブリオテークだ!
ノルセスト・ビブリオテーク……。
さて、中に入らなくては行けないわけだが……
鍵とかはかかってないんですね。
……な!?
シーラさんの行動力に
驚きの声を上げるソルフェージュ様。
すぐに扉を開けるとは
思っていなかったようです。
シーラよ。
扉の向こうに何かいるとかは考えないのか?
……え?
あー……。
あまり深く考えていなかった
シーラさんは言葉を濁します。
そんなシーラさんを庇ってかどうか、
ポメラさんは言いました。
まあ、そこはそれ。
アタシが構えていたから
何かが飛び出ても大丈夫だぜ!
斧を構えつつ
腰を落とした姿で
ポメラさんは微笑みます。
もちろん僕も準備してました。
ライルさんも
両手に投擲用のダガーを
構えて微笑みます。
……。
ふぅむ。
シーラは皆に愛されているな。
あー……いや
それほどでも……。
きっと心配で目が離せないだけかと。
ふふふ。
羨ましいわ。
え?
ん?
何か言ったか、ソルフェ?
ううん☆なーんにも!
思うところのありそうな
ソルフェージュ様ですが
そんなことはさておき、
シーラさん御一行は
ノルセスト・ビブリオテークへと
足を踏み入れました。
* * *
ノルセスト
・
ビブリオテーク
* * *
すごい!
アルザレアのお城にも、
これだけの数の本はなかったわ。
ノルセスト・ビブリオテークの中は
見渡す限りの本棚と
それを埋めつくほどの
本でいっぱいです。
この国の蔵書の複製は
全てここ、ノルセスト・ビブリオテークに集められる。
この地は年間を通して低温であるがゆえ、腐食が進行しにくく
蔵書の保存には持って来いなのだ。
そうなんですね。
アインスタークも
書物の重要性を理解しているらしく
ここには一切の部隊や仕掛けも
用意していなかった。
おそらく、書が失われることを
嫌ったのだろう。
え、そういうことなのか?
魔王のくせに?
ポメラよ、前にも言ったであろう。
『魔』は決して破壊の代名詞ではない。
我々『魔』と呼ぶものが
理解しがたいだけなのだ。
理解しがたいだけ……。
アインスタークって
いったい何を考えていたのかしら……。
シーラさんは
少しばかりアインスタークの事が
気にかかりました。
さて、おしゃべりはここまで。
目当ての物を探すとしよう。
『信心の鏡』の手がかりを求めて
ソルフェージュ様達の
探しものが始まります。
つづく
【勇者勇の装備】
レベル :19
めいせい :191
ぶき :新品の短剣
よろい :鋼鉄のよろい
かぶと :銀の額当て
たて :なし
どうぐ :野ばらのペンダント
焼豚×2
焼きとり×2
霊薬草×5
淡水ザメの煮凝り
淡水ザメの骨
淡水ザメの牙
黒王の羽
いつもの額当て
王の冠
カジノコイン×2560
緋糸手句の防寒具
なかま :[泉守]ダイ
[もふもふ]もふもふ
[魔導エンジニア]ラムディッシュ
とくぎ :ファイアブレス
トキシックブレス
釣り
カン
介抱
じょうたい:ミリオンソードへ進行中
【シーラの装備】
レベル :12
めいせい :230
ぶき :いつもの本
よろい :いつもの服
かぶと :いつもの飾り
たて :なし
どうぐ :やくそう×94
イーサ薬×9
おみやげ×99
ガラスの破片
なかま :戦士ポメラ
大魔導ソルフェージュ
[コボルト]ライル
とくぎ :しょうかん
値切り
冷やかし
虫の知らせ
ディゾネの思い出
寒さに耐える
じょうたい:パーティーリーダー
トー=ガラシ咥え