ショウ

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近衛隊長から報告を受けた

大魔法使いウェルエル殿、
勇者様をお救いくださったこと
厚く御礼申し上げる

…貴殿の為にしたわけではないな
それを言うなら
勇者殿に詫びを述べるのが先ではないか?

ふむ、
報告にあった
勇者ショウ殿とお見受けする
相違ないか?

ショウ

え?はい!

ショウ、羽を
あれが証になる

ショウ

あ…

無用である

形式上確認したまでの事

この度は
こちらの不手際で危機に陥らせた事
兵士を救ってくれた事に
お詫びと感謝を申し上げる

ショウ

いえ、そんな

して、
早速であるが
この世界は危機に瀕している

魔王により各都市は分断され
魔物の襲撃に怯える毎日だ

ショウ

あ、それ聞きました

勇者となってしまった以上、好むと好まざるとにかかわらず、必ず危機は訪れる

そのために力をつけてもらいたい

差し当たって、
隣の交易都市に駐在している貴族邸にある

勇者の力を持つ盾を手に入れてほしい

王家直轄の貴族が管理しており、通達は届いている

本来であれば兵を動かして
ここまで持ち出してくるのが筋であるが

兵力を割けない事、貴重な品を大々的に輸送する危険を鑑みての処置である
非礼をお許し願いたい

代わりと言っては双方に申し訳ないが
勇者様には近衛隊長を同行させる

隊長は貴族連中にも顔が知られている、彼が居れば勇者様の顔を知らずに侮る無礼者も出まい

拝命しました!

近衛隊長の代理はそなたとする、
引退した身に苦労を掛けるな

拝命しました







ショウ

すっごい女王様でしたね!
小さいのに堂々としてて!

はい、幼い頃より聡明な方です

でも近頃は責務の為か…以前より笑顔でおられることが減りました…

私も盾を手に入れるのに異存はないし、彼女の言い分も理解できる…

しかし…

いや…気のせいだろう…






いやはや、
勇者が羽を取り出そうとしたときには肝を冷やしましたぞ



うむ、あれは魔を吸い取る伝説の武器…目の前で使われれば我々の正体も露見するであろう…

…勇者を罠に送り込むことには成功しましたが…大丈夫でしょうか?

上手くいけば
何かと邪魔な近衛隊長も抹殺できる

件の貴族と使用人たちをそっくり魔物と入れ替えることには成功した。

町人にも気付かれてはいない。

盾はならず者を使って盗ませてある。

大丈夫だと思うが…

…念のため奴には釘を刺しておこうか…

使い魔を呼べ










ショウ

例の貴族の屋敷ってどこにあるんですか?

さぁ?
あいにくこの辺には数百年ぐらい来ていないからな

こっちですよー

背景 酋長はにわの虹色の羽根 2https://storie.jp/creator/illustration/89924

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1つの数字から-10、計-10

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エンディング描写になります
https://storie.jp/creator/story/episode/44076

判定3サンプル

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