気付けばいつも
泣いていました。

どんなに辛くても
中学生以来、
床に落とすほど
泣く事はなかったのですが

糸がプツンと
切れたように
何かを叫びながら

ずっと泣いていました。

自分でも良く
解りませんでした。

泣いて泣いて泣いて
処方された薬を
全部飲んでは
泥のように眠る。

太ったり痩せたり
泣いたり笑ったり

病院で目を覚ますと
親友たちが
心配そうに私の顔を
覗いていた事もありました。

精神科病棟への入院も
経験しました。

時々、嘘のように
調子が良い期間で
アルバイトもしましたが
突然涙が出て止まらなくなり
バックレてしまった事も。

何かある度に
自分自身に深く絶望し

暴れる私を
止めようとした母の体には
いくつも大きな痣が出来る程です。

人生を終わらせる事ばかり
考えていました。

そんな18歳の秋
父が再び
帰って来たのです。

入るよ

なに!!何しに来たの!?

話をしにきました

話なんかない!

パパにはある!お前は話したくない事は話さなくていいから聞きなさい!!

・・・・・

お前がこうなる前、パパは鬱もパニック障害も何もかも全く知りませんでした。ママだってそうでしょう。現にずっと取り乱してます。

だからお前にどうしてやるのが1番いいのか解らなかったし、ぶっちゃけ今も解りません。

だけど1個だけ親のワガママを聞いて下さい。

生きて下さい。

高校辞めたのもパパは大した事じゃないと思います。中卒でも何でも成功してる人もいっぱいいます。

バイトだって別に続かなくてもいいです。バイト先に迷惑かけるのは頂けないけど、でもいいです。

夢なんかなくてもいいです。

心の病気でもいいです。ピアスいっぱいしててもいい。お前の体なんだから。

好きな事して、生きなさい。

ここでもいいし、東京でもいいし、海外でもどこでも好きな所に好きなだけいてもいい。帰りたくなったら迎えに行きます。

パパはいつか居なくなります。ママもです。だから何でもしてあげられる内にお前は何でもしなさい。

今はそれでいいよ。

・・・

パパの話は終わり。

で、何か文句は?

・・・ない・・・かも・・・

ないの!?

本当に
何もなかった。

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