友達といるのは
楽しい。

でもそれは
一生ではないのです。

それぞれに
それぞれの家があり
生活がある。

一緒にいればいるほど
大切だと思い
でも他人だと思い知る。

家族のように思えても
違う事を
解っています。

『この場から今
私が消えてしまっても
誰も気付かないだろう』

そう考える事が
多くなり

そのうち
家から出る事自体
殆どしなくなりました。

家に居たからといって
母との関係は
良くはなりません。

ただいま~

ん・・・

聞いて!今日ね~!

・・・。

もともと、
とても感情の起伏の激しい人で
機嫌が良ければ良い程
喋り続け、

反応が薄いとなると
スネて文句たらたら

口を挟んだら挟んだで
『今私が話してるでしょ!?』
と激昂する。

正直もう
疲れてしまっていました。

怒鳴りあう力も無く
ただ黙って
頷くべきところで頷いて
聞かれた事だけに答える。

家で笑う事は
ありません。

それでも母は
満足そうだった。

恥を振りまいて
歩かれる位だったら
家に篭もってられる方が
良かったのだと思います。

いつからか
中々眠りにつけず
何日も徹夜が続き
眠れても数十分おきに
何度も目が覚めるように
なっていました。

そんなある日です。

夕方、真っ暗な部屋で
横たわっていると
母が部屋に
飛び込んできた。

ヘビイチゴ!!!

高校の先生が2人来てるから早く来て!!!!

最後のお知らせが
届いたのです。

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