遊び歩く毎日でも
気が向けば
学校には行ったのです。

同じ中学出身の子は少なく

相変わらず
女子同士の
くだらない派閥なんかは
あったみたいですが、

どこにも属さず
フラッと現れるだけの
私には殆ど
関係ありませんでした。

おっ、来たな!問題児!

おはようございます!!

ちょいちょい、ちょっとこっちゃ来い

HRに遅れますんで!!

お前、それピアスしてんじゃないか?

・・・はて?ぴやす・・・?

は~ず~せ~

拙者にはなんの事やらサッパリ・・・

よし、俺と一緒に職員室までデートしよう

正直、
“まともな学校生活”を
送れるチャンスがあったとしたら
間違いなく
高校だったと思います。

偏差値最底辺とも
言われた学校でしたが

小学校や
中学校の時のような
教師が居なかった。

他の学年の事は
解りません。

少なくとも
私の周りには。

席が近いギャル軍団の子、
不良グループの男子、
大人しくて絵の上手い子、
リストカット依存症の子、
男の先輩、女の先輩
男の後輩、女の後輩

良く話す子、
話し掛けてくる子も
沢山いて
特に退屈だった訳でも
ありません。

あそこで
やり直せたら良かったのに

できなかった。

ただいま

おかえり

・・・

・・・今日学校は?

行ったよ。で、来週、

悪い友達ともう付き合うのやめなさい

は?

ピアスもやめて。お願いだから。

悪い友達って何?今そんな話した?

いい加減にして。仕事で疲れてるの。

今そんな話したかって聞いてんだろうが!!!

黙んなさい!!!!

母との関係は
最悪になっていました。

テレビの話や
飼っている猫の話でさえ
口を開けば
喧嘩になる。

来週、学園祭があることすら
話せないのです。

私には母が言う
悪い友達が
誰なのかも解らない。

そんな友達
いないのに。

ママに
私の声は
聞こえないみたいだ

第9話 押し潰されてしまう前に

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