【28】精霊の時計














俺たちは
ひとつの答えを導き出した。





時計が鳴る。
まるで、

小鳥遊 杏子

ねぇ……どうしてそう思った……?
























「不正解」と言っているように。
















遠くで獣の声が聞こえる。

ああ……俺は間違ったのか?
声は徐々に近づいてくる。




でもなにも見えない。


獣、は……?





「ゲームオーバーだ」

ふいにそんな声が聞こえた。



誰の声だっただろう。

前にも
聞いたことがある気がする……















時計を押すが良い。
精霊が新たな運命に導くであろう

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