小学生の頃の
思い出はきっと誰にでも
ありますよね。

運動会、遠足、
修学旅行、
マラソン大会

お友達の家で遊んだ事、
喧嘩した事

沢山あるはずです

もちろん私にも
あるはずなのですが

思い出すのは
小学校5年生から
6年生の時のこと…

そう、
S先生と出会って

2年間
放課後に一人
殴られ続けた
地獄なような
日々ばかり…

何で毎日放課後に残されるか解る?

…成績が…悪いから…

そうね。他には?

…ぐすっ…

毎日言ってるでしょ?どうしてだっけ?

……

大人を馬鹿にして!!!

…!!

S先生は
先生が得意としていた
『社会』の成績があがらない私に
酷く怒っていました。

体が弱く
学校を休む日も多かったのですが
他の科目の点数は標準、
国語はズバ抜けて良く出来たため

『なぜ社会だけ』と
責められ続け

いくら苦手なだけと
訴えても
先生の言い分は
『あなたは私が嫌いだから
サボっているんでしょう!』の
一点張り

それを認めろと
毎日詰め寄ってきました

そして
ひとしきり殴り
怒鳴ったあと
先生は必ず言うのです

『お母さんに言っても無駄よ。
だって…

お母さんに
叩いても構わないって
言われてるもの。』

それは嘘だと知っていました。

何度も何度も
母に打ち明けるべきだと
思った

でも…
でも、もし

本当だったら…?

知っていて
誰も助けてくれないのだとしたら…?

先生は親に取り入るのが
上手かった。

保護者会や
三者面談、
親が集まる場では
『手をあげてしまう事もある』と
自ら切り出し、

そのたび、
子供の将来を想うあまりだと
熱弁をふるっていた。

自身に子供を授かれなかった分
我が子のように
想っているとも…

実際、成績が上がった子も多く
とても熱心な先生として
保護者からの評価は
高かったのです

打ち明けたところで
信じてくれないかもしれない

それどころか
先生の耳に入れば
また・・・

怖くて言えなかった

家族にも
友達にも

誰にも言えないまま

私は中学生へ…

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