夜太

ここまでくれば落ち着けるかな、、
、、、太郎、、、
大丈夫かい、、

太郎

ん、んん、、、

太郎の頭に撫でる夜太

夜太

太郎、、、、、

太郎

あ、、、おとうさん、、
大丈夫、、?

夜太

おはよう、太郎、、大丈夫じゃないけど大丈夫だよ、、
お母さん、、そこにいるから、、
最後の挨拶してくれたら、、
嬉しい、、かな、、、

横たわる彩を指さす夜太
ゆっくり近く太郎

太郎

お母さん、、、ねぇ、、お母さん、、
なんで笑ってくれないの?なんで、、
なんで、、、

動かなくなった彩を揺するが返事はない
太郎の目から大粒の涙がこぼれる

夜太

お母さんね、最後まで太郎を守ろうと必死だったから、、、 太郎のせいじゃない、、、

太郎

ゴメンなさい、、お父さん、、
お父さんは僕と一緒にいて、、くれるよね、、?いなくなったりしないよね、、、?

夜太

ゴメンね、、、、
太郎、、、僕もお母さんの所に行くようになっちゃうかな、、

太郎

いやだよ!!
お父さんもお母さんもいなくなるなんて僕はいやだ!!いやだ!!

夜太

僕だって嫌だよ、、
太郎を愛してるからね
まだ一緒にいたかった、、、
太郎、、、僕はね、、悪い事をしすぎたからね、悪い事が返ってきちゃったんだ、、
太郎はそんな生き方をしちゃいけないよ、、いいかい?

太郎

急にそんな事言われたって、、、わかんないよ!!僕と一緒にいたいんだったら「ずっと側にいてよ」

夜太

参ったね、、、本当に参った、、、

太郎

うぅ、、、、お父さん、、、

夜太

ゴメンね太郎、、、
僕も彩も太郎を愛してるよ
いつまでも、いつまでも、、

太郎

僕だって、、、お父さんとお母さんが大好きだよ、、本当大好きだよ、、、毎日楽しかったよ、、

夜太

そっか、、、
僕にしては、、不相応な最後だな、、
幸せだ、、、本当に、、、
、、明師、、、すまない、、

一部始終をみていた明師に夜太は声をかける

明師

なんだ?

夜太

僕らの愛する息子を頼むよ、、、

明師

たいした事はしてやれんだろうがな、、、
お前の息子を信じてやれ、、、

夜太

そうするよ、、、、
ウッ、、、

夜太の口から血が吹き出る

太郎

お父さん!!いやだぁぁぁぁ!!

夜太

太郎、、、幸せに、、、
ありがとう、、僕らの元に、、、来て、、くれて、、、本当、、に、、、

夜太の呼吸が止まる

太郎

お父さん、、、、?
ねぇ、、、ねぇ!?

夜太

、、、、、

太郎

お父さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

綺麗な朝日が空から顔を出し
笑顔のまま死んだ夜太の顔を照らしていた

pagetop