EM

どうします?

辰也

バイクを神社の近くに停めて、そのまま境内に向かいます

EM

鳥居をくぐると、痩身の鋭い目つきの男が待ち構えています。

俊介

宮司の円空寺俊介だ。
よくぞ、参られた

辰也

おう、あんたが件の宮司さんか
俺の名前は久賀原辰也、一応トリスタンの依頼ここに有った剣について聞きに来たぜ。

俊介

話は聞いている。こちらへ来たまえ

EM

神社の本殿へ通されると、ご神体のおかれている祭壇が解放されていますが、ご神体や宝物らしきものがありません

俊介

ここに封印されていたのだ

辰也

へぇ・・・見事にごっそり持ってかれてるなぁ。
で、その剣って名前から聞くに炎が凄そうってイメージだけどよ。
なんか他にもすげー能力とかもってんのか?

俊介

その名のとおり、炎竜を宿した魔剣だ。
ゆえに持ち手を選ぶ

俊介

ほのか様は炎竜に選ばれたのだよ

辰也

え?選ばれたってどういうことだよ?

俊介

そのとおりの意味だよ、ほのか様は、長らく現れなかった、炎竜の使い手だ

辰也

その剣って持ってかれるとやばいんじゃねぇのか?

俊介

ああ、そうだ。だが、使いこなせるものがいればいい。
ほのか様なら、円卓の騎士も夢ではない。

辰也

・・・あんた、今の剣の持ち主とどういう関係なんだ?

俊介

ほのか様は我が主だ

俊介

ところで、君たちトリスタンの退魔士は、円卓の騎士だという噂だが本当か?
我が、円空寺が誇る退魔炎の剣、炎竜の使い手なら円卓の騎士になれると思うが。
ほのか様でも円卓の騎士になれると思うがスカウトしてもらえないかな?

EM

すると、周囲に、山伏のような服装の集団と、道着姿の集団が現れる。

俊介

ほのか様に敵対するというのであれば、容赦はしない

辰也

へぇ・・・どうやらただで帰してくれなさそうだな

辰也

悪いが俺達はそいつを止めなきゃいけねぇんだ!だから、邪魔するってんなら容赦しねぇぞ!

俊介

円卓の騎士といえども、この状態ならどうかな?
徒手空拳、術の気配もない、準備もせずここに来たことを悔いるがいい

*** 障壁判定 ***
EP 1

俊介

集団(2) 数の暴力

判定結果 2D6(4)+2=6

中の人

(GM)
 すごく・・・・弱いです

中の人

(将宗)
 出目ぇ・・・・

中の人

(EM)
 あ、あれ、組み合わせなくても、勝てるんじゃね(震える声で)

中の人

(辰也)
 EM、1以上減らしても意味あります?

中の人

(EM)
 な、ないです

辰也

では、能力4を使って

辰也

へっ、お前らの攻撃なんぞ、怖くはねぇんだよ!

辰也

と言って威圧させます

俊介

では、2D6+4でどうぞ

EM

威圧され、動けなくなります。

俊介

な、なんだこのプレッシャーは

俊介

だが、このまま、敗北するわけにはいかない
ほのか様は、堂島家だけではなく、円空寺家の悲願でもあるからな。

俊介

口伝曰く、炎竜を御するには、己の魂を捧げろ、資格があれば炎竜は汝に従い、資格なければ贄となると
我が一族はは炎竜に挑み、負け続けていた。
最近では継承の儀すら行わないほどに。

俊介

そんな中、ほのか様は、自らの心臓を指し出し、炎竜に見染められたのだ。
ゆえに、ほのか様は円空寺家の当主でもあるのだ

俊介

プレッシャーの中、俊介だけが動く

俊介

そして、俺は、ほのか様のために死ぬ覚悟がある

俊介

俊介は両手の指輪を合わせる。
するとぶつかり合った指輪から魔炎が吹きあがる。

俊介

ほのか様から頂いた、わが身をも燃やしつくす竜炎を、お前も味わうがいい

俊介

 指輪の魔炎は、指、手、腕をつたい、俊介の体に燃えうつる。
 全身から竜の魔炎を放ち、俊介が辰也に突撃する。
 それは捨て身の一撃、特攻であった。

辰也

馬鹿野郎!命を粗末にするんじゃねぇ!

辰也

と言ってその指輪を狙うように殴ります

EM

では、指輪があっさりと破壊され、魔炎が消えます。

俊介

ば・・・ばかな、こんなあっさり

俊介

お前は、バケモノか

辰也

・・・出来れば俺はあんたの主を死なせたくねぇ
だから必ず俺達が助け出してみせる!

辰也

と言って神社を出て皆と合流します

中の人

(亮平)
 なるほどだから心臓打ち抜いたら封印できたのか

中の人

(将宗)
 ふむふむ
 実際、心臓やったら死にそうだもんな
 壊すか・・・!
 後は、何でそこまで闇の者を殺したいか聞ければいいんだけど

pagetop