夜太

、、、、

明師

、、、、

太郎

ただただ沈黙だけが場を支配し、太郎は2人を見ていた

夜太

例の件だよね?本当に急じゃないか、、、

明師

悪い知らせというのは、意外と早く届くものでな、、、しかし、、、奴らいったい何故こうも早く、、、

はい!明師さんお茶!!

明師

、、、、すまないな、彩、、、

しかし、相変わらず、表情硬いわね!明師さん!そんなんじゃいつまでたっても、結婚できないゾ♡

夜太

プッ!

不覚にも笑ってしまう、夜太

明師

貴様ら、、、

話しを遮られた明師は怒っていた

夜太

ちょっ!ちょっと!ゴメンってば、明師!
彩も悪気があったわけじゃないんだってば!

きゃ〜!
独身マンが怒ってるぅ〜!
怖いから、太郎の後ろに隠れちゃえ〜!

太郎

あはは、、、お母さん、、、

太郎の後ろに隠れ舌を出している彩だったが、明師は、目線を夜太にもどした

明師

話しを戻す、、、
危険が近づいている
身を隠せ夜太
お前と彩と、、、

太郎に目をみる明師

明師

愛する子の為だ、、何物にも変えられまい、大事な「家族」の為だ

夜太

、、、、、

危険?何の事?

夜太

それは、、、、

明師

貴様、、、まだ、、昔の自分の事を彩に言ってなかったのか!?

太郎

!?

急に明師が声を荒げた為、太郎はびっくりしていた
彩も同様だった

夜太

明師、、、
あまり僕の家族を驚かせないでくれ、、、、
気が立つ、、、

一方夜太は気を立たせて、いつもの表情がそこにはなかった
そんな、夜太の表情に太郎と彩は緊張した

太郎

お父、、、さん、、、?

夜太、、、

空気が重いまま静寂だけが残る

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