*** 障壁判定 ***
EP 10
どうします?
指定された公園へ。
一応、入る前に【カフヴァール】を起動して、大きなスポーツバッグに。服装はスカートスーツかな。
ヒールは低めで走りやすいもの。左脇にはホルスターあるので、上着着てます
では、それほど大きな公園でもなく、ルシアの他には誰もおりません。
しばらくすると、左目に眼帯をした青年がやってきます。
青年がやってきただけで、気温が5度は下がった気がします。
その顔は無表情、右の黒い瞳が冷ややかにルシアを見つめている。
笹島雪也さん、ですね。
面会に応じていただきありがとうございます
一礼して相手を見る(データ化して記録しつつ)
なんども、いっているが、俺は俺のやり方を変える気はない
どうやら桜花の一員だと思っているようです
……その相手が貴方とは無関係で、なおかつ、何の罪も犯していないとしても?
それが物言わぬ赤子でも、ですか?
……ああ
雪也は頷きます。
それが、お前たちのいう闇のものであれば…・…な
ハァ、とため息をつき
一応、最後通牒です。
その見境の無いやり方を改め、あくまでも問題を起こしたものだけ狙う、とはできませんか?
こういうタイプに、説得は無駄だと理解しつつも、自分なりの矜持
断わる。闇のものなんてすべて滅べばいい
気温が下がっていく。
……俺を止めたいのなら、俺を殺せ
俺を殺せるのならな
口元に微かに笑みを浮かべる
OK、今のはきちんと記録しました。
こちらとしては荒事は避けたかったのですが、そういうわけにもいきませんね
スポーツバッグを持ち上げ
さて、現在すでに臨戦状態と思ったいたのですが、存外甘いようで。
これが武器だったらどうでしょうね
ニヤリと悪い笑み
…俺が何もしていないとでも思ったのか?
【障壁判定】を行います。
*** 障壁判定 ***
EP 10
雪也の両手に魔力が収束し、二振りの魔刀となる。
その刹那、さらに温度が下がりだす。
俺が、この双刀を手にする前ならともかく、手にした以上、あんたの負けだ
ルシアの周囲の地面がいつのまにか氷で覆われている。
氷竜は、ただ斬るだけの魔剣じゃない、俺を中心に少なくとも半径100メートルは、俺の領域だ
空気中の水分が凍結し、ダイヤモンドダストなってルシアの周囲を舞う。
お前の全身は一瞬で氷つき、そして氷竜の刃で砕け散る
氷の魔力はルシアさえも襲う。
絶技 氷牢絶刃(ひょうろうぜつじん)
双刀がルシアに向かって打ち込まれる。
判定 異能(甲)「双刀の魔剣”氷竜”」(6)+キーワード「魔剣」(3)=9+2D6
判定結果 9+2D6(5)=14
(EM)
安定の5であった。
(見学者)
日番谷さん順調にフラグ建設してるよーにしか見えない悲しさ
【データ】
力:10
能力4:並列思考型頭脳[肉体能力]
能力3:高性能戦闘用擬体最終試作実験型【ルーグ】[装備]
能力2:解析力[一般技術]
能力1:汎用型サポートユニット【カフヴァール・Ver4】[装備]
【カフヴァール】、Formationα。
人の話をろくに聞かない相手に油断をするとでも?
(とはいえ、ここでどこまでやるか、ですね)
【カフヴァール】をバッグに入れたままバリア展開、下面、前面、上面を覆い、出来るだけ火力を削るだけ 効果は冷気の広がり具合から計算して対処
能力4:並列思考型頭脳+能力3:高性能戦闘用擬体最終試作実験型【ルーグ】+能力2:解析力[一般技術]
では2D6+9でどうぞ
判定結果 2D6(7)+9=16
14-16=-2
EP 10-組合せ(1)-判定(2)
=7
ルシア 力10-組合せ(2)
=8
(ルシア)
この一連の行動に、魔力の魔の字も無い<ルシアの行動
なん……だと
双刀がバリアで弾かれる
先ほど言いましたとおり、最後通牒はしましたよ。
次に会うときは、強制執行しますので……
覚悟しておきなさい
バリアを巧みに利用しつつ、【ウェーブスィーパー】を起動させて、ホバーダッシュで逃げます 以上
待て……!
と凍気を放ちますが、かわされ逃げられてしまいます。
(ルシア)
正直、「公衆」が無かった分、描写に困らなかった