都内某喫茶店

佐々木

[トオルさん遅くなりまして]

トオル

[いやいや、忙しいのは重々承知してますから。佐々木社長は飛ぶ鳥落とす勢いですからね]

佐々木 目の下にある5センチ位の傷跡をかきながら

佐々木

[世辞はいいですよ]

トオル

[いやしかし、どうやったんですか?娘が真面目に学校行きだして一週間ですよ]

佐々木

[おかげで女房も機嫌よくて、やっと仕事に精が出せますよ]

トオル

[娘さんは良い子ですよ。ご両親に似て]

佐々木

[だから世辞はよしてくださいよ。これ謝礼です]


トオル分厚い封筒を受け取る

トオル

[ありがとうございます。遠慮なくいただきます。これでイーブンですから]

佐々木

[いやいや、こちらの方がまだまだ借りが多いですよ]

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