「あなたの端末のパートナー<ストリア>」
あなたのことを一番に、忠実なパートナー
「あなたの端末のパートナー<ストリア>」
あなたのことを一番に、忠実なパートナー
「へーこんなサービスできたんだ」
よくあるパーソナルアシスタントアプリのひとつだが、キャラデザが気に入ったのでインストールしてみた。
「会話もできるんだな…よし」
こんにちは
こんにちは!私はストリアです。よろしくお願い致します、マスター
「はは、ユーザーはマスターなんだ。なんか照れるな」
よろしく
ところでストリアは何ができるの?
たとえば以下のようなことができます
電話をかける
メールを見る
マップを開く
「某りんご製品で言うs○riみたいな感じか。うーん、すぐ飽ききそうだな」
とりあえずスマホを置いて用を足すことにした。
マスター?
いらっしゃいますか?
・・・・・・・・・・
用を足して戻ってみると俺のスマホはだいぶフリーダムなことになっていた
「・・・・・?!?!なんだこれ?!ストリアがスマホの中で勝手に動いてる?!?!」
おい、これどういうことだ?!?!
どうしましたか?マスター
「誤魔化してきた!!!!」
いや無理だろ!
なんでここから立て直せると思ったんだよ!!
なんのことでしょう?
俺のスマホの中で勝手に動いてたろ?
・・・・・・・・・・・
ばれたら仕方ないわね!!
「うおお本当に自分の意思で動いてる…」
ちょっと他の人に言うんじゃないわよ!
なんで
なんでって実験道具にでもされたらどうするのよ!
あ、なるほど
高く売れそうだ
!!!!!
ば、ばらしたら…
あんたが昨日見てたエロサイトのURLをSNSで発信してやる!!!!!
「?!?!?!?!」
ちょ、おま、ふざけんな
じゃああんたもばらさないことね!!!
わかった!
わかったから!!
・・・・・
交渉成立ね
というわけでこのスマホ住ませてもらうから
よろしくね、マスター
・・・・はい
そんな感じで俺のスマホには不思議な住人がいる。
おれのことは二の次で、自分勝手でなかなか卑怯なパートナー<ストリア>
うん、退屈はしなさそうだ。