フカザワナオコ、イラストレーター&漫画家です。
独身生活を漫画にしたりしてましたが、昨年アラフォー地味婚しましてただいま結婚1年ちょいの43歳です。
ここストリエでは日頃思ってるあれやこれやを書いていこうと思います。

私っていわゆるリア充側の人間じゃないんだなーって思ったのでした、そのCMを見たときに。

それは宅配ピザのCMで、なんでも今や宅配ピザにもGPSが適用されるらしく、ピザを頼んだ若者グループがどうやらスマホからGPSで宅配ピザが自分ちに届くのをチェックして配達に来たドライバーがピンポンする前にドア開けてウェルカム!みたいなそんな内容で。

なんだろう。
こういうときとっさに自分を「ピザを注文したウェルカム側の若者」じゃなく「ピザを配達する側の店員」に置き換えちゃうんですが、もし私が宅配ピザのバイトしててこんなことされたらやだなーって思っちゃう。
自分は働いてるときにプライベートでテンション高いお客さんに合わせないといけないこの感じ、正直つらい。

このGPSサービスの利点としては、たとえばお花見会場だったり野外だったりでもお客さん側もGPSで自分の居場所を伝えられて宅配お願いできるのでとっても便利っていうことらしいんだけど、自分が仕事で出向いた先で「ウェーイ!」みたいな迎えられ方絶対醒めるだろうなーって。

そこもちゃんと対応できてこその接客業なのかもと思うと、いくら自分が若いとき接客の仕事やってきたとはいえ根本的には向いてなかったのかなって思うし、改めて接客業の大変さを痛感したり。

ってなことをちょうど一緒にテレビ観てた夫に話したら「めっっっちゃわかるわ…。」とまさかの賛同が。
夫は工業系の人なのであんまり接客業のことは理解しにくいかなーと思ったのでなにげに意外な反応。

なおかつ「俺だったらあんなことされたらキレてすぐバイトやめると思う。」とまさかの即辞め発言。(いや!気持ちはわかるけどキレないでー!)
どうも我が家は心が狭い者同士のようだわ…。

ってまぁうちの心の狭さは置いといて、世の中にはそういうお客側のテンションの高さをうまいことかわさないといけない仕事ってけっこうあるのかもなーと思ったり。

たとえばお酒を提供する居酒屋だと、やっぱりお客さんもテンション高いだろうし心を無にしないとできない仕事なのかもしれない。
私自身お酒で羽目を外しちゃうときも若かりし頃あったから、かつての「ウェーイ!」な状況思い出したらほんと申し訳ない気持ちになるし。
そういうのも含めての「労働」なのかなー。

私はフリーランスで絵とか文を書く仕事で人との接点も限りなく少ないから人対人のストレス最小限なほうだと思うけど、それでもやっぱり理不尽な対応や自分ではどうしようもない出来事があったりで本当にたまにだけど「やってられねーーー!」って思うときがある。
ほんと、どういう職種も大変なんだよなぁ。

最近はそのウェーイなCMやらなくなっちゃったのでうっかり見ちゃってもやもやすることもなくなったんだけど、なかなかラフが通らなかったり仕事で腑に落ちないことが起きると、あのピザのCMを思い出し「そう、仕事って大変なものなんだよ…。」と自分に言い聞かせずにはいられない43歳フリーランスなのでした。

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