フカザワナオコ、イラストレーター&漫画家です。
独身生活を漫画にしたりしてましたが、昨年アラフォー地味婚しましてただいま結婚1年ちょいの43歳です。
ここストリエでは日頃思ってるあれやこれやを書いていこうと思います。

前回に引き続きまたテレビの話ですみません。
ナイナイのお見合い大作戦って番組ご存知でしょうか。

嫁不足な田舎のほうに行ってその土地の独身男性たちと全国からの独身女性たちが総勢数十名公開お見合いをするという番組で。

なんでも出会いが意外と少ないという独身自衛隊男性とのお見合いもあったり(かたい職業だからか女性からの人気が毎回高いらしい)するのです。
昔でいえばとんねるずがやってたねるとん紅鯨団のもっと本気で市町村もバックアップしてる感じでしょうか。

で、私はとにかくそのナイナイのお見合い番組が大好きなのです。
もともとは自分が結婚のけの字もなかった独身の頃から同じように結婚っていう未知の制度を描いて行動する独身女性たちの姿見て「あぁ、なんかわかるよ、その気持ち…!」って共感すると同時に「若くてかわいい子に行く男どものあさはかよ…!うううううう…!」と過去の自らの悲しい思い出とともに番組に映るぽつんとしたアラフォー女性たちがわかりすぎてつらかったり…。

なんだか他人事と思えずついつい見ちゃってた番組なので、既婚になった今もやってると見ずにはいられないのです。

で、私も結婚したってことで夫(3つ年下39歳NOT正社員)と一緒にこの番組みることも多いのですが、これがまぁ夫に評判の悪いこと悪いこと。

夫が仕事から帰ってくる頃にちょうどこの番組やってることが多いんですが「それまた見てるの…?俺見たくないんだけど…。」と言われる始末。

というのもその番組では独身男性の実家にその男性に興味がある独身女性たちが夕飯をよばれにいく「お宅訪問」というイベントがありまして。

それぞれの独身男性の実家ではだいたい高齢のご両親が「客人がたくさん来てもいいように…。」という親心からケータリングっぽい揚げ物から手料理の煮物からもちろんビールにソフトドリンクに、長方形のテーブルふたつみっつくっつけた上に乗り切らんばかりにおごちそうがのってて。

でも、決してみんながみんな「お宅訪問」されるわけでもなく、結局そこは弱肉強食のお見合いなので、イケメンだったり若かったり女性の扱いに慣れてる男性の家にたくさんの女性が集まっちゃうんですよね。

話し下手だったり異性とのコミュニケーションが苦手な男性のお宅には誰も訪問せずただただ高齢の両親と息子と誰にも食べられないごちそうが待ってるっていうそんな悲しい光景が映されたりするのです。

夫的には同じ男性としてその光景がつらいらしく「もし俺が出たら絶対こうなる!見てられない!」とのこと。

そ、そっかー。
私は女性として恋愛だったり結婚だったりいろいろ思うことあるままずっと独身でいて42歳で結婚したけど、男性は男性でやっぱいろいろあるんだなってそんな当たり前のことを改めて思ったり。
そもそもナイナイのお見合い番組で夫の感受性ゆさぶられてるとこ見るとは思わなかったわ!
ってか私と結婚するまでどんな人生送ってきたの?夫よ!

独身には独身の、既婚には既婚の、いろんな傷口をえぐるナイナイのお見合い番組、年に数回しかやらないですけど機会あったらぜひごらんになってみてください。
きっとまた私も「結局若くてそつなくな女がいいのかー!」とテレビの前で吠えながら観てしまうんだわ。

第2回 もしも自分が出たらなら

facebook twitter
pagetop