遊園地に着いた私達。
秋も希衣子ちゃんもノリノリだ。
いこー!
いえーい!
遊園地に着いた私達。
秋も希衣子ちゃんもノリノリだ。
誠人くんは何に乗りたい?
……ポリーハッターのやつ
好きなの?
いいだろ別に
そういえば電車でもファンタジー物の小説読んでたもんね
魔法とか剣とかの世界に憧れたりしてるのかな、男の子だな。
今度、オタクが異世界で罵倒されるファンタジー貸してあげよかな。
いいじゃん! 新しいやつだよね! あたしもまだ乗ったことないや!
よっしゃ! 決まりだな!
すげえ
きゃー
やっほーい!
たのしー!!
こうして私たちは色んなアトラクションをひとしきり楽しんだあと、昼食をとることになった。
ふー。はしゃいだら結構疲れたねー
オレ、昼飯買って来てやるよ!
あ、じゃあ私も。誠人くんは何がいい?
あっ、あたしも行く……
いいよ、誠人くんとゆっくり休んでて!
……わかった
なにこれ、かわいい……
厨二病感が少し残ったちっちゃなぬいぐるみに目を奪われる私。
え、杏月ちゃんこんなのが好きなの!?
こんなのって!
ああ、わりぃ! かわいい、かわいいよなー!
杏月ちゃん、結構ホラーとかいけんのかな
その後、私たちは食べ物を買って戻り、みんなで昼食を済ませた。