マルゲリータ
マルゲリータ
マルゲリータ王妃が上記のように言ったことを理由にその名が付けられた。
トマト・モッツァレラチーズ・バジリコのバランスが絶妙な世界的に有名なピザ。
因みにマルガリータはテキーラベースのカクテルでスペイン生まれ。
自分が知る限りパチンコ屋の女性店員は
主に3タイプに分類される。
主婦、アニオタ、そしてビッ×である。
これから紹介するマルゲリータさんは
その1番目と3番目に該当するが
限りなく後者の要素が多い。
リータさんとは今から6~7年前、
自分が映画専門学校に通う傍ら
錦糸町のパチンコ屋でバイトしていた時に
お世話になった当時29歳のバイトリーダーであった。
アタシ、100人切りしたことあるよ
彼氏が許してくれるならココと掛け持ちでデ××ルやりたいんだよねえ
ア×××××スは5回目くらいから痛くなくなるけど、慣れてもそんな気持ちいいもんじゃないよ
本当は毎日×リたいけど、彼氏との約束で5日に1回って制限されてるの
などなどの言動や、
実家に夫と子供を置いて同僚の彼氏と
同棲生活を送っているなどの素行により
マルゲリータさんは自他共に認める
正真正銘の×ッチである。
顔自体は黒髪で薄化粧の30手前の女性であったが、
後ろ姿は足がすらりと伸び、
パチンコ店のキュロット、黒ハイソックスの制服が
妙な似合い方をする艶かしい印象を受ける。
そんな彼女の出身は東東京のダウンタウン、
江戸川区は葛西で多感な時期を
喧嘩とセックスに明け暮れて過ごした、
らしい。
その豪快な生き様を認められたリータさんは
某不良校に代々伝わる女番長に任命された際、
バンの証しとしてお前にこれ託すから
と渡されたのが何とスケバン刑事も真っ青の
鎖鎌だった。
何かあったらこれで身を守りなよ
と渡されてから毎日、卒業するまでずっと
肩を震わせながら鞄に忍ばせていたという。
果たしてその鎖鎌を使う機会が本実際にあったか、
そもそも校内持ち物検査で没収されなかったのか
どうかは怖くて聞いていない。
自身の経験上、
実は性に開けている女性の方が裏表がなく、
健康的で好感の持てる性格の人が多い気がする。
リータさんは仕事熱心だし嘘を付かない。
そして全く風邪を引かない人だった。
最近は徹マン(徹夜で麻雀の意)して、マン喫でちょっと休んでから仕事先に来ることが多いの。マン喫ではブラの胸元に携帯入れてバイブを目覚まし代わりにして起きるんだよね
と元気いっぱいのドヤ顔で言われたことがあるが、
何か下ネタにしか聞こえない自マン話だった。
ピッツアくん、私の事映画に出してよ!?きっと面白いと思うよ?
とリータさんが言って来た事がある。
確かに面白いけど、
伏字が多すぎて映画として成立しないのではないか
とも思った。
La Fine