園崎亜紀

よし、全員集まったな。約束通り集ってくれたことに感謝する

成沢洋太

あははっ。本当にねー。まさか委員長がルールを破って夜の学校で集合なんて言い出すなんて思わなかったよー

真山優斗

確かに……。ま、園崎らしいさ

七瀬はな

でも、ちょっと怖いよぅ。いいんちょ、今日は何するの?

園崎亜紀

ああ、すまない。それを先に説明すべきだったな。皆には七不思議の調査を行ってもらいたい。

神原満

七不思議? 確かにそんなものを聞いたことはあるような気がするけど、一体どうして?

伊集院エリカ

ああ、私わかりますわ! 先日の行方不明になった生徒の件でしょう? 

榛葉碧人

『七不思議を調査中に失踪した新聞部の少女』か。下らない……。単なる事実に適当な噂が付いただけだ

園崎亜紀

私もそう思いたい。だが、その消えた少女は私の友人なんだ。だからこそ、可能性があるなら何でもやりたいんだ。

山内宗助

そういう事ならいくらでも協力するぜ俺は。んで、俺この学校の七不思議とか初耳なんだけどさ?

神原満

宗助君はいつもそうだねー。とりあえず協力しちゃうんだもん

伊集院エリカ

いつか犯罪の片棒も担いじゃいそうなお人よしですわね

山内宗助

褒められると照れるな

成沢洋太

褒められてないよ、それ

七瀬はな

七不思議……えーとえーと、

真山優斗

『2-Aの教室に落ちている死んだ生徒の手紙』、とかか?

神原満

『異次元に繋がった東階段の踊り場』とか、『廊下を走る人影』……後何だっけ

伊集院エリカ

『音楽室のピアノ』、『屋上で消える生徒』、後二つかしら

山内宗助

『体育館で遊ぶ子供』、『トイレの花子さん』だな!

榛葉碧人

正確に言えば花子さんではなかったような気がするんだが……

七瀬はな

どちらにしろ怖いよ……

園崎亜紀

もし何かあれば大変なことだとは分かっている。だから、出来る限り複数で動いて欲しい

神原満

でもさぁ、7つもあるんだし皆一緒で回ってちゃ世話無くない?

山内宗助

ま、何とかなるだろ! それならほら、真山、二人で行こうぜ!

真山優斗

ったく、しょうがないな

成沢洋太

よーし、オレらも行こっか。満、はなちゃん、一緒に行こうよー

七瀬はな

う、うん

神原満

はいはい

伊集院エリカ

じゃあ、私と碧人で行きましょうか

園崎亜紀

ちょっと待てエリカ、私も行くぞ

榛葉碧人

いや、委員長は残ってくれ。皆が散らばってしまってはどうしようもない。最終的にここに戻ってくるとして、誰もいないのでは何かあったのか単に一番乗りなのか判別がつかないだろう。構わないか?

園崎亜紀

そういう事なら構わない。皆に危険な思いをさせて私はここで待つというのは聊か申し訳ないが……

山内宗助

いいんだよ。一人にしちまうのもそれはそれで危険だから、出来るだけ早く戻ってくるさ

七瀬はな

宗助君かっこいい!

神原満

馬鹿の割にね

山内宗助

お、今度こそ褒められたな!

真山優斗

余分な言葉が付けられてるがな

園崎亜紀

それでは皆、頼んだぞ。私は極力ここに居る.。そして、どこか調査する場合は私にメールして欲しい。どこをやったかの確認のためだ。調査が終わったらここに戻ってきてくれ。もし時間が経っても戻って来ない場合は、この場に居る者で探しに行くこととしよう

成沢洋太

あいさー!

――全ての七不思議が揃うまで、後七人

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