【2/26 更新情報】
更新が遅れてしまい申し訳ありません!
8話にて完結とさせていただきました。
続きを書くかどうかは未定ですが、ブラックジョーク・アカウントとしては一旦の区切りとさせていただきます。
閲覧いただいた方、本当にありがとうございます。
【概要】
黒い話が交わされ、黒い噂が流れ、架空の経歴が自動で作られるとまことしやかにささやかれるSNS、〝ブラックジョーク・ネットワーク〟――通称〝BJN〟。
「すべてはジョークから始まり、ジョークに帰結する」と言われるこのSNSに、主人公――清白澄人(すずしろすみと)は勝手に登録されていた。
そしてその事実が判明すると同時に現れた、BJNの管理人。
美貌と残酷さを兼ね備える管理人は、澄人を登録した犯人を捜し出し、なぜ登録したのか問い詰めることを勧めた。
捜索すること半年。
歪な関係は、それぞれの歪な存在意義へと、手をかけていく。
【登場人物】
清白 澄人(すずしろ すみと)
本編の主人公。十七歳の男子高校生であり、王子様的容貌。順風満帆の人生で、さらに困っている人間は放っておけないという絵に描いたようないい人。現在はBJN管理人の家で、監禁という名の二人暮らしをしている。
戸黒 科人(とぐろ とがひと)
中性的な外見の、流麗な人物。年齢不詳、経歴不詳という謎の人物で、性格はとてもラジカル。BJNの管理人であり、なにかと澄人に干渉してくる。
灰塚 初(はいづか はじめ)
16歳の女の子。垢抜けない容姿で、態度もなにかとおどおどしている。澄人のアカウントについて手がかりを持っていると思われている。
お話を読んでくれている方、本当に感謝しております。
▼SF/ファンタジー/ホラー/アクション/NL/微BL▼▼あらすじ▼複数の惑星から成るマザーズ共和国では、生物総機械化の波が起きていた。単純作業のすべてを機械に任せ、宇宙防衛を多目的衛星マリアに託す。人間は人としての良い部分を残しながら機械の恩恵を受けることに精を出し、機械化されていない者を「旧人間」とした。しかし、体制は崩壊。各惑星にて大規模な暴動・紛争が発生し、幾つもの派閥が誕生。計数百億の人民は混沌の渦中に放り込まれ、その多くが難民となった。マザーズの首都惑星であるマザーズ・ワンに住んでいた、ユーリとリュカ。彼らは突然姿を消した父を追い、「青い惑星」へと向かう。▼出自▼以前所属していたサウンドドラマ制作サークルで、シナリオとして書いたものです。サークル自体がなくなってしまい、音声化には至りませんでした。せっかくなので、こちらへ投稿。