因幡稲葉はある朝、自分の記憶が丸一日抜け落ちていることに気がつく。そこから彼女の周りに不思議な出来事が起こり始める。
アルゴからの贈り物 ~機械が感情を学んだら、それを僕らは何と呼ぶのか~
中学1年生の良太は、ある事件がキッカケで家に引きこもっていた。そんな良太のもとに一通のメールが届く。メールの指示に従いあるものを作る。それは、人工知能が搭載された時計、名はアルゴ。アルゴは感情を学ぶことを目的としている。良太とアルゴの奇妙な日常が始まる。感情を教える日々が。良太とアルゴの成長の物語。そして、いつか来るお別れの物語。【カクヨムに脚本形式で投稿中】
冬に出会った少女、笹井理沙子。深松永一は、春になる前に別れを告げられた。何故なら彼女は異世界の人間だから。永一の想いには応えられないのだ。永一は思い出す。二人が出会った冬の日のことを。2016年3月度ストーリーコンテスト「出会いと別れ」用に書きました。全六話、完結しました!感想、コメント頂けると小躍りして喜びます。よろしくお願いします!!