ーどこかの惑星のある地方の国による会議終了後ー
「では、またお会いしましょう」「ええ、また次の会議で」
はじめまして!私はルピシア王国の女王エイミフ・ルピシアです。唐突でごめんなさい☆私は独身でいわゆる行き遅れ(そんなに歳はいってないのよ?)ってやつなのよ。だからこの会議には何人かの召使いと私で参加しているの。(正直ちょっと浮いてるけど)
「エイミー!」
「あら、シャロン、久しぶりね。」
この方はルールベス王国のシャロン・レイグレス・ヤード。私と同じく女王で、彼女も会議には召使いと参加しているの。(ちなみにエイミーは私のニックネームってやつよ)
「エイミー、今から時間あるかしら?私の国に他の地方の国からの使者がきて、珍しいお茶をくれたの。一緒にお茶会でもしましょう!」
「いいわね!私も用事は特にないし、お邪魔しちゃおうかしら。」
「そうと決まれば早く出発しましょう♪ついでに他のものもみていったらいいわ。」
私達はシャロンの馬車(すごく大きい)に乗ってルールベス王国にむかったー

 ー「さあ、ついたわよ。ようこそ、ルールベス王国へ!」
ルールベス王国に来るのは久しぶり。前の前の…さらに前の会議の後に行ったのが最後かしら?その時も別の地方の国から届いた宝石や美しい絨毯などを見せてもらったけど…
「ねぇ、シャロン?あなたは一体どこの国と貿易しているの?前も宝石や絨毯を見せてくれたけど…」
「あら、気になる?実はね、魔法の国を見つけたの。まだまだ発展途中だけど、条約を結んで物のやり取りや援助をおこなっているのよ。」
「え…魔法の国!?」
「そうよ、エイミーには特別に教えてあげる」ー

 ー「そうね、ざっとルールベスから5500マイルほど離れていて、さっきの言葉通り魔法が使われている国なの。と言っても、使えるのは一部の職人や貴族、占い師ぐらいね。魔法を使って重いものを運んだり、天気や運勢を占ったり、エネルギー源の場所を見つけたりしているとも言っていたわ。だから宝石がたくさん取れるのよ。」
「未知の世界だわ…援助は何をしているの?」
「うふふ…実はその国、周辺の国から攻撃を受けることが多くてね。まああんだけの資源があれば無理もないけれど…だから軍事的な支援をしているわ。戦車や武器を作ったり、軍事費を出したりとかかしらね。」

エイミフ・ルピシア①

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